チキン･リトル

思わず触ってみたくなるようなふんわりしたCGが綺麗で
かわいいアニメでした！

ある日、チキン･リトルが警報の鐘を鳴らして町中に「空のカケラが落ちてきた！」と訴えた。
しかし、誰にも信じてもらえず、勘違いということで片付けられてしまう。
この「空が落ちてきた事件」はニュースに流れ
キャラクターグッズや映画化の話まで出るほどの話題になってしまう。
町民やお父さんの信用を失ったチキン･リトルは、名誉挽回を心に誓う。
1年後、ようやくみんなの前で活躍をし、なんとかお父さんにも笑顔が生まれたが、
その夜、再びチキン・リトルの前に空のカケラが落ちてきてしまった。
1年前の騒ぎを思い出して怖くなった彼は、友達へ助けを求めるが…

ストーリー展開は単純明快で楽しかったです！
ただ、途中から想像よりもかなり遠くへいってしまって
その割にはかわいく落ち着くのが、ちょっと可笑しかったです。
あと、町民たちはともかく、なかなかお父さんも息子を信じてくれないのが寂しいです。
冷たくもみえますが、大人の理論で固まっている親って、もしかしたら
子供から見るとこんな感じなのかなあとも思ってしまいました。

一番笑えたのは、チキン･リトルの事件をもとにした映画です。
真実を伝えてくれるかな？ハリウッドだから大丈夫でしょう！みたいなことを言っていたのに
出来上がった映画を観たら、ビックリという仕上がりになっていました。
それってかなりシニカルな笑いなのでしょうかね。

とにかく、ガムにくっ付いちゃったり、サイダーを利用して空中を飛んだりと
ちょこまか動いている頑張り屋のチキン･リトルは、めちゃくちゃ可愛かったです！

（051217）