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エミリー・ローズ [え]

予告編が怖そうだから観るのをやめようか…と思っていたのですが
観てみると、法廷劇が中心の見応えのあるストーリーでした。

神父が告発された。罪状は少女エミリーに悪魔祓いをした結果起きた過失致死。
原告側は神父の有罪を確信しており、エミリーが精神的に病んでいたとの証拠をあげる。
その弁護士に任命されたエリンは必死に反論を試みるが
検事に科学的な治療を根拠にされて状況は不利になるばかり。
しかし、自分の周りに不可思議な存在を感じるようになり、信心深く無かった彼女も
悪魔憑きというものを根本から見直し始める。
そして、証言を拒んでいた精神科医からの1本のカセットテープと神父の証言が
法廷を思っても見なかった方向へ動かし始めた…

神父VS悪魔 検事VS弁護士 2つの闘いが緊張感をもって繰り広げられました。
とくに弁護士役のローラ・リニーと
エミリー役のジェニファー・カーペンターの演技に説得力があって
法廷シーンも悪魔祓いシーンも、彼女たちのそれぞれの
不安や苦しみを感じながら観ていました。
エミリーが選択した道が、神父を経てやがてエリンへと受け継がれ
段々と法廷を動かしていくところは興味深かったです。

不気味で怖いシーンもたくさんありましたけど、怖いだけでない何かを感じさせる1本です。


(050311)


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