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フランキー・ワイルドの素晴らしき世界 [は行]

フランキーはとってもハードな人生を歩んでいました…

フランキー・ワイルドはクラブの観客たちを熱狂の渦へと巻き込む天才DJ。
彼の作り出す音は聞くものを圧倒させた。
しかし、ドラッグとアルコールそして大音量の音にさらされる日々に
彼の聴覚は限界を超えてしまった。
音と共に人生を歩んできたフランキーにとって、静寂の世界は耐え難いものがあった。
家へ引きこもり、誰にも会わず、ドラッグ漬けとなっていく。
何ヶ月か過ぎたある日、彼は我に返る。
そして困惑しながらも、新しい道を模索し始めた…

正直、かなり参りました… (^_^.)
カリスマDJのアルコール&ドラッグ漬けの生活…
乱れに乱れきっていて、観ていて気が遠くなりそうでした(笑)

でも、そんな彼が生まれ変わったように更生していく様には素直に感動しました。
絶望の中で出会った聴覚障害者の女性。
彼は彼女の元で読唇術を学び、音は身体で感じられるということを知ります。
本当に素敵な人に出会えて良かったなあと思いました。

それにしても、伝説となったフランキーを回想して
関係者のインタビューを多用するストーリーに
本当にこの人は存在したの!?と思ってしまいそうでした。
それに主人公役のポール・ケイはフランキーそのものという迫力で
心身ともに壊れていく様子を演じていました。本当にすごかったです!

フランキーの弱さと強さが印象的な1本です。


(061212)


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