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PARIS パリ [は行]

もうすぐ来日するジュリエット・ビノシュを主演に
パリに生きる人々の日常を描いた群像ドラマです。
様々な職業についている人たちの心情がリアルに描かれている作品でした。

心臓病が見つかった元ダンサー、ピエール(ロマン・デュリス)。
彼は成功率が低い移植手術しない限り、余命は僅かと言われている。
元ダンサーの姉・エリーズ(ジュリエット・ビノシュ)は福祉事務所で働くシングルマザー。
彼女は3人の子供たちを育てながら、やせ細ってしまった弟の面倒をみようと心を決める。
歴史を教えている大学教授・ロラン(ファブリス・ルキーニ)は講義を聴きに来ていた
女子学生・レティシア(メラニー・ロラン)に一目ぼれし、恋煩いにかかってしまう。
そしてロランは偶然に知ったレティシアの携帯電話に、匿名のメールを送り始めた…

パリで暮らす人々の生き様は、ちょっと不思議な感じがしました(^^ゞ

元ダンサー。ソーシャルワーカー。大学教授。学生。パン屋の店主。パン屋で働くアラブ系フランス人。
市場で働く店主たち。ファッション業界で働く女性たち。アフリカからの移民たち。
日々、彼らは苦労を背負い悩みながら生きています。
結婚しない人。離婚した人。恋人が欲しい人。恋人がいても多くの人と付き合う人。
みんな愛を求めて彷徨っているようです。
その姿は理解できる部分と、さすがはフランス人なのでちょっと理解しにくいかもと思う部分を
自然な雰囲気で映し出していました。

それにしても、パリの街は奥が深いですね~
歴史的建造物がたくさん出てきて、歴史そのものを物語ってくれるようです。
その静寂な佇まいと、大きな市場のような現代生活の象徴が一緒にあるのですね。
私はパリに行ったことが無いので、まるで観光めぐりのようで楽しかったです。

ラストの空を見上げた映像と笑顔に、ちょっぴりほっとした気持ちになった1本です。

hitsuji_PARIS2.jpg

監督:セドリック・クラピッシュ 出演:ジュリエット・ビノシュ ロマン・デュリス ファブリス・ルキーニ メラニー・ロラン アルベール・デュポンテル
2008年 フランス 原題:PARIS
(20090217)

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コメント 8

ばくはつごろう

ル・シネマで観ました。
でかいスクリーンで観るよりも、こじんまりしたところで親密な
感じで観れてよかったです。

ラストの車中からのピエールの視線がよかったです。
by ばくはつごろう (2009-03-10 08:05) 

non_0101

ばくはつごろうさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
私もル・シネマで観ました☆
あのピエールの視線は良かったですね~
あの笑顔にはほっとしました(^^)
by non_0101 (2009-03-10 12:46) 

non_0101

DSilberlingさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-03-10 12:47) 

non_0101

takemoviesさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-03-10 12:47) 

non_0101

xml_xslさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-03-10 18:09) 

non_0101

アートフル ドジャーさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2009-03-10 18:09) 

たいちさん

「まるで観光めぐりのようで、楽しかった」と書かれた箇所に注目しました。数年前パリへ行ったことあるので、復習のためにも機会あれば観たいですね。
by たいちさん (2009-03-11 16:26) 

non_0101

たいちさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
パリで暮らす人々のようすがリアルでした。
パリを観てきたことがあるのですね~!
いろいろな名所が出てくるので、きっと知っている場所も登場すると思います☆
by non_0101 (2009-03-12 07:34) 

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