アデル、ブルーは熱い色 [あ]
昨年のカンヌ国際映画祭で主演女優2人もパルムドールを受賞した話題作です。
フランス映画で3時間ものの長さのラブストーリーなのでちょっと根性がいるかもと思っていたのですけど
主人公たちのストレートな感情に飲み込まれてしまうような物語が映し出されていました。
フランス映画って凄いなあと思ってしまいました。
一人の少女の日常から始まる物語です。
高校生のアデル(アデル・エグザルコプロス)は、読書の大好きな普通の高校生。
見た目が可愛いのでいつも男子生徒の注目の的なのですけど、自分ではそんなことは思っていません。
遠慮ではなく、自分にそれほど自信を持っていない子でした。
ある日、アデルは学校の上級生に声をかけられます。
おしゃべり仲間たちに、彼が見ているよと冷やかされていた相手です。
デートに誘われて承諾した彼女は、休日に街へ出かけます。
でも何故か、彼女は待ち合わせ場所へ行く途中に見かけた青い髪の女性に惹きつけられます。
デートでは軽食や映画を楽しんでいましたけど、それほど盛り上がった気分になりません。
そして、その夜に見た夢は、青い髪の女性に抱かれている夢でした。
それにしても、主人公を演じたアデル・エグザルコプロスが凄いです~
レア・セドゥの存在感ももちろん凄いのですけど、アデルの存在感には圧倒されました。
リアルに映し出されている物語は、まるで主人公のドキュメンタリーのようです。
あまりにも無防備な姿をカメラの前でさらしているので、逆にこれはフィクションなのねと思うほどです。
主人公のアデルはよく食べてよく眠る、ある意味では自然体で生きている子です。
そんな彼女は普通に恋も体験しますけど、彼女が夢中になった相手は青い髪のエマ(レア・セドゥ)でした。
エマは美術学校の4年生で、ブルジョアな暮らしをする両親は彼女の生き方に理解のある人たちです。
エマの絵の才能を信じて応援し、彼女の性についても認めています。
また、エマは美術だけでなく哲学や文学にも深い知識を持っていて、アデルは彼女に魅了されっぱなしです。
一方のアデルは文学が大好きですけど、生きるには別の職に就かなくてはと思っています。
エマには文の才能があるのだから何か書けと言われるのですけど、
アデルの両親は彼女が堅実な仕事に就くことを願っています。
両親は生活のためには安定した職業が一番と思っていて、アデルもその意識から逃れることは出来ません。
可愛い容姿にも自分の才能にも自信を持てないような子に、自然と育っていたのです。
自信が無い分、いつも不安を抱えているアデルにはエマが必要でした。
でも、不安と寂しさに駆られたアデルの行動は、二人の愛を壊していきました。
そんなアデルの数年間を描いた物語は、若さ溢れる真っ直ぐな愛そのものでした。
そして、二人の美しさがそのまま愛の美しさになっていました。
観終った時、いっぱい泣いたアデルがこのあとどんな人生を送っていくのだろうなと考えてしまった1本です。
監督:アブデラティフ・ケシシュ 出演:アデル・エグザルコプロス レア・セドゥ サリム・ケシュシュ モナ・ヴァルラヴェン ジェレミー・ラウールト アルマ・ホドロフスキー バンジャマン・シクスー
2013年 フランス 原題:LA VIE D'ADELE/BLUE IS THE WARMEST COLOR
(20140517)
→公式サイトはこちらへ http://adele-blue.com/
フランス映画で3時間ものの長さのラブストーリーなのでちょっと根性がいるかもと思っていたのですけど
主人公たちのストレートな感情に飲み込まれてしまうような物語が映し出されていました。
フランス映画って凄いなあと思ってしまいました。
一人の少女の日常から始まる物語です。
高校生のアデル(アデル・エグザルコプロス)は、読書の大好きな普通の高校生。
見た目が可愛いのでいつも男子生徒の注目の的なのですけど、自分ではそんなことは思っていません。
遠慮ではなく、自分にそれほど自信を持っていない子でした。
ある日、アデルは学校の上級生に声をかけられます。
おしゃべり仲間たちに、彼が見ているよと冷やかされていた相手です。
デートに誘われて承諾した彼女は、休日に街へ出かけます。
でも何故か、彼女は待ち合わせ場所へ行く途中に見かけた青い髪の女性に惹きつけられます。
デートでは軽食や映画を楽しんでいましたけど、それほど盛り上がった気分になりません。
そして、その夜に見た夢は、青い髪の女性に抱かれている夢でした。
それにしても、主人公を演じたアデル・エグザルコプロスが凄いです~
レア・セドゥの存在感ももちろん凄いのですけど、アデルの存在感には圧倒されました。
リアルに映し出されている物語は、まるで主人公のドキュメンタリーのようです。
あまりにも無防備な姿をカメラの前でさらしているので、逆にこれはフィクションなのねと思うほどです。
主人公のアデルはよく食べてよく眠る、ある意味では自然体で生きている子です。
そんな彼女は普通に恋も体験しますけど、彼女が夢中になった相手は青い髪のエマ(レア・セドゥ)でした。
エマは美術学校の4年生で、ブルジョアな暮らしをする両親は彼女の生き方に理解のある人たちです。
エマの絵の才能を信じて応援し、彼女の性についても認めています。
また、エマは美術だけでなく哲学や文学にも深い知識を持っていて、アデルは彼女に魅了されっぱなしです。
一方のアデルは文学が大好きですけど、生きるには別の職に就かなくてはと思っています。
エマには文の才能があるのだから何か書けと言われるのですけど、
アデルの両親は彼女が堅実な仕事に就くことを願っています。
両親は生活のためには安定した職業が一番と思っていて、アデルもその意識から逃れることは出来ません。
可愛い容姿にも自分の才能にも自信を持てないような子に、自然と育っていたのです。
自信が無い分、いつも不安を抱えているアデルにはエマが必要でした。
でも、不安と寂しさに駆られたアデルの行動は、二人の愛を壊していきました。
そんなアデルの数年間を描いた物語は、若さ溢れる真っ直ぐな愛そのものでした。
そして、二人の美しさがそのまま愛の美しさになっていました。
観終った時、いっぱい泣いたアデルがこのあとどんな人生を送っていくのだろうなと考えてしまった1本です。
監督:アブデラティフ・ケシシュ 出演:アデル・エグザルコプロス レア・セドゥ サリム・ケシュシュ モナ・ヴァルラヴェン ジェレミー・ラウールト アルマ・ホドロフスキー バンジャマン・シクスー
2013年 フランス 原題:LA VIE D'ADELE/BLUE IS THE WARMEST COLOR
(20140517)
→公式サイトはこちらへ http://adele-blue.com/
たいちさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-19 12:40)
やってみよう♪さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-19 12:41)
makimakiさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-19 12:41)
りんこうさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-19 12:41)
sora_pさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-19 23:59)
hana2014さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-20 00:00)
sugoimonoさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-20 00:00)
夢の狩人さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-20 00:02)
beamuseさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-20 00:03)
song4uさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-20 00:03)
おっしゃる通り「凄い」描写に圧倒されましたね^^
by つむじかぜ (2014-05-20 01:37)
つむじかぜさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
圧倒されました~ よくぞここまでという感じでした(^^ゞ
by non_0101 (2014-05-20 20:31)
nikoponさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-25 09:44)
suhr0045さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-25 09:45)
想也さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-25 09:45)
あゆこさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-05-25 09:46)