円卓 こっこ、ひと夏のイマジン [か行]
小学3年生の視点で日常を描いた西加奈子著の小説を行定勲監督&芦田愛菜主演で描いたドラマです。
愛菜ちゃんが生き生きとしている予告編を観て、面白そうだなあと気になっていました。
予想以上に面白いキャラクターの主人公こっこに魅せられながら、こっこの心の行方を見つめていました。
それがカッコいいの!?と心の中で突っ込みながら笑ってしまいました~
こっこ/渦原琴子(芦田愛菜)は小学3年生の女の子。
おじいちゃん(平幹二朗)、おばあちゃん(いしだあゆみ)、お父さん(八嶋智人)、お母さん(羽野晶紀)、
そして3つ子のお姉さん(青山美郷)と一緒に暮らしていて、団地ではちょっと狭いくらいの大家族です。
こっこはお隣の家のぽっさん(伊藤秀優)と同級生でとても仲良し。学校の行き帰りも遊ぶのもいつも一緒です。
ぽっさんは話し言葉が吃音になるのですけど、こっこはその話し方がカッコいいと思っています。
だから、彼は吃音が嫌でしたけど、こっこにカッコいいと言われて少し自信が持てるようになりました。
頭が良くしっかり者のぽっさんとこっこは、お互いにかけがえの無い友達でした。
ある日、こっこの同級生めぐみちゃん(草野瑞季)がものもらいになります。
非日常なものをカッコいいと思うこっこは、早速ものもらいのマネをして眼帯をすると
めぐみちゃんと一緒に体育を見学しながらご満悦です。
でも、彼女が言葉を書いていた秘密のジャポニカノートが無くなってしまいます。
それを皮切りに、こっこの日常が大きく変化する出来事がいろいろ起きていきました。
それにしても、面白い物語でした~
小学3年生のこっこの視点がとても面白いのです。
好奇心旺盛で、明るく元気。ちょっぴりたわいも無い嘘を付いてしまうこともしょっちゅうです。
怒られたら傷付くことも、自分の心が他人に理解されなくて頭が飽和することもあります。
でも、傍にはこっこの理解者ぽっさんがいて、とても頼りにしています。
また、こっこのことを注意深く見ているおじいさんも、こっこの理解者でした。
でも、ある日、こっこには誰にも言えないことが出てきてしまいます。
こっこは独りで心に抱えてしまい、表情も行動も荒れてきます。
そんなこっこを家族は難なく受け止めていきます。
その大らかさというか家族の柔軟な温かさがとても心地良く感じました。
そして、こっこの言葉を真剣に聞いて一緒に泣いてくれるぽっさんの存在にはほっとしました。
そして、何と言っても芦田愛菜ちゃんの天才的な表現力は凄いですね~
小さな心の変化や機微がしっかりとスクリーンに映し出されていて、思わず引き込まれました。
関西弁の台詞も軽やかで楽しかったです。
また、そんな彼女を取り巻く仲間たちの子供らしい生き生きとした存在感も良かったです。
特に、ぽっさんを演じた伊藤秀優くんの演技には思わず泣かされてしまいました。
もちろん、円卓の周りでこっこの家族を演じた芸達者な俳優陣も楽しかったです。
中でも、こっこに“イマジン”という最高の言葉を教えてくれたおじいさん役の
平幹二朗さんの柔らかい笑顔は印象的でした。
また、3つ子の姉を演じた青山美郷さんは努力賞を上げたいです~
途中まで本当に3つ子かと思ってしまいました!
そして、この3つ子のお姉さんたちの可愛さと優しさにも癒されました(^^ゞ
こっこが少しだけ大人になった時間をいっしょに体験できて楽しかったです。
これからの夏休み、本当の小学生たちにもこの映画を観て欲しいなあと感じた1本です。
監督:行定勲 出演:芦田愛菜 伊藤秀優 青山美郷 丸山隆平 八嶋智人 羽野晶紀 いしだあゆみ 平幹二朗 草野瑞季 野澤柊 内田彩 古谷聖太 中村ゆり 吉田晴登 森山開次
2014年 日本
(20140711)
→公式サイトはこちらへ http://entaku-movie.jp/
愛菜ちゃんが生き生きとしている予告編を観て、面白そうだなあと気になっていました。
予想以上に面白いキャラクターの主人公こっこに魅せられながら、こっこの心の行方を見つめていました。
それがカッコいいの!?と心の中で突っ込みながら笑ってしまいました~
こっこ/渦原琴子(芦田愛菜)は小学3年生の女の子。
おじいちゃん(平幹二朗)、おばあちゃん(いしだあゆみ)、お父さん(八嶋智人)、お母さん(羽野晶紀)、
そして3つ子のお姉さん(青山美郷)と一緒に暮らしていて、団地ではちょっと狭いくらいの大家族です。
こっこはお隣の家のぽっさん(伊藤秀優)と同級生でとても仲良し。学校の行き帰りも遊ぶのもいつも一緒です。
ぽっさんは話し言葉が吃音になるのですけど、こっこはその話し方がカッコいいと思っています。
だから、彼は吃音が嫌でしたけど、こっこにカッコいいと言われて少し自信が持てるようになりました。
頭が良くしっかり者のぽっさんとこっこは、お互いにかけがえの無い友達でした。
ある日、こっこの同級生めぐみちゃん(草野瑞季)がものもらいになります。
非日常なものをカッコいいと思うこっこは、早速ものもらいのマネをして眼帯をすると
めぐみちゃんと一緒に体育を見学しながらご満悦です。
でも、彼女が言葉を書いていた秘密のジャポニカノートが無くなってしまいます。
それを皮切りに、こっこの日常が大きく変化する出来事がいろいろ起きていきました。
それにしても、面白い物語でした~
小学3年生のこっこの視点がとても面白いのです。
好奇心旺盛で、明るく元気。ちょっぴりたわいも無い嘘を付いてしまうこともしょっちゅうです。
怒られたら傷付くことも、自分の心が他人に理解されなくて頭が飽和することもあります。
でも、傍にはこっこの理解者ぽっさんがいて、とても頼りにしています。
また、こっこのことを注意深く見ているおじいさんも、こっこの理解者でした。
でも、ある日、こっこには誰にも言えないことが出てきてしまいます。
こっこは独りで心に抱えてしまい、表情も行動も荒れてきます。
そんなこっこを家族は難なく受け止めていきます。
その大らかさというか家族の柔軟な温かさがとても心地良く感じました。
そして、こっこの言葉を真剣に聞いて一緒に泣いてくれるぽっさんの存在にはほっとしました。
そして、何と言っても芦田愛菜ちゃんの天才的な表現力は凄いですね~
小さな心の変化や機微がしっかりとスクリーンに映し出されていて、思わず引き込まれました。
関西弁の台詞も軽やかで楽しかったです。
また、そんな彼女を取り巻く仲間たちの子供らしい生き生きとした存在感も良かったです。
特に、ぽっさんを演じた伊藤秀優くんの演技には思わず泣かされてしまいました。
もちろん、円卓の周りでこっこの家族を演じた芸達者な俳優陣も楽しかったです。
中でも、こっこに“イマジン”という最高の言葉を教えてくれたおじいさん役の
平幹二朗さんの柔らかい笑顔は印象的でした。
また、3つ子の姉を演じた青山美郷さんは努力賞を上げたいです~
途中まで本当に3つ子かと思ってしまいました!
そして、この3つ子のお姉さんたちの可愛さと優しさにも癒されました(^^ゞ
こっこが少しだけ大人になった時間をいっしょに体験できて楽しかったです。
これからの夏休み、本当の小学生たちにもこの映画を観て欲しいなあと感じた1本です。
監督:行定勲 出演:芦田愛菜 伊藤秀優 青山美郷 丸山隆平 八嶋智人 羽野晶紀 いしだあゆみ 平幹二朗 草野瑞季 野澤柊 内田彩 古谷聖太 中村ゆり 吉田晴登 森山開次
2014年 日本
(20140711)
→公式サイトはこちらへ http://entaku-movie.jp/
西加奈子も新著が出ると署名本を集めてる作家の1人ですが
なかなか一筋縄では行かない作品が多いですね。
by k_iga (2014-07-13 06:55)
よくテレビで見かける
「どうでしたか?」という質問に対し「楽しかったです」と答える子供たち
こっこなら「ボケ!カス!」と毒づくのかな、なんて思いました。
by こに (2014-07-13 09:52)
自分自身の小学3年の時を思い出しましたね。
芦田愛菜ちゃんに主演女優賞をあげたいですね。
by たいちさん (2014-07-13 10:42)
ばー助さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 14:04)
makimakiさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 14:05)
やってみよう♪さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 14:06)
k_igaさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
私は数冊しか読んでいませんけど、一筋縄では行かないですね~
何度でも読み返したくなります(^^ゞ
by non_0101 (2014-07-13 14:11)
KINYAN0829さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 14:11)
soraさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 14:14)
こにさんへ
こんにちは。コメント&TBをありがとうございました!
きっと、こっこなら言ってそうですね(^^ゞ
あのパワーは関西弁だからこそかも知れないなと感じました。
「ボケ!カス!」の言葉も、こっこが話すと可愛くて楽しかったです♪
by non_0101 (2014-07-13 14:21)
たいちさんへ
こんにちは。コメント&TBをありがとうございました!
現代ですけど、ちょっと懐かしい感じもする物語でした~
小学3年生って、人が大きく変わっていく始点なのかも知れませんね。
ぜひ、芦田愛菜ちゃんに主演女優賞をあげたいです!
by non_0101 (2014-07-13 14:24)
sugoimonoさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 17:18)
ネオ・アッキーさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 17:18)
@ミックさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 17:18)
夢の狩人さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-13 21:42)
この映画おもしろそうですよね~(^^)
朝食時のニュースの映画紹介でみたときに、見てみたいな~っと思った作品でした。
こっこちゃんが一風かわっていて少しずつ成長していく映画だといってました。
こちらではやらないのでDVD待ちとなってしまいます~
by ぽん (2014-07-13 22:20)
ぽんさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
東京のあまり上映館が多くなくて、しかもあっさりと終わってしまいました~
でも、とても面白い作品でしたので、ぜひDVDになったらチャレンジして下さいね☆
by non_0101 (2014-07-14 00:17)
こんにちは。
ぽっさんのセリフに泣かされちゃいました。
お姉ちゃんは私も一人三役とはエンドロールまでわかりませんでした。
大阪でも今週末までくらいで終了だと思います。
by キキ (2014-07-14 21:46)
りんこうさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-14 22:42)
キキさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
私もぽっさんには泣かされました~
あんなにいい子がそばに居たら幸せだろうなあと思ってしまいました。
お姉ちゃん役の青山美郷さん、頑張りましたよね~
オーソドックスな手法で3回撮って重ねたそうです。
3倍頑張ったのって偉いですよね(^^)
大阪も終わってしまうのですか~ 残念☆
by non_0101 (2014-07-14 22:47)
つむじかぜさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-16 21:39)
beamuseさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-16 21:40)
つむじかぜさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-22 20:35)
hana2014さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-07-22 20:35)