天才スピヴェット [た行]
1週間ぶりに過去から現在に戻ってきました(^^ゞ 先週に観た作品を書きます。
ライフ・ラーセン著『T・S・スピヴェット君傑作集』を『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が映画化した作品です。
予告編を観て、小さな少年がどんな冒険をするのだろうと気になっていました。
心に傷を負った少年が自分と家族を変えるために始めた大冒険は、家族の絆を感じられるような物語が展開されていきました。
10歳の少年は強い決心と共に旅立ちました。
T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)は静かで大人しい男の子です。
今日はとうもろこしの皮を剥いている姉の傍で、とうもろこしのスケッチを熱心にしていました。
カウボーイの父と虫の研究家の母を両親に持つT・Sは10才ながらも天才的な科学者です。
観察してスケッチし分析することが彼の研究方法で、彼はいつも研究に没頭しています。
逆に双子の弟は明るくて行動的な男の子で父のお気に入りでした。
そんな彼に、ワシントンDCにあるスミソニアン博物館から電話で連絡が入ります。
偉大な発明をした科学者に贈られる賞の受賞者が彼に決まったので授賞式に来て欲しいというのです。
受賞者が子供ではなく父と間違えている相手に、彼は行くことは出来ないと答えますけど、
まだ双子の弟を事故で亡くした悲しみにバラバラになっている家族を見て、ふと旅立つことを決意します。
そして、ある明け方、彼は大きなトランクを引き摺って家から歩き始めました。
それにしても、ちょっと哀しい設定なのにワクワクするような物語でした。
小さな少年がアメリカ西部から東部まで、貨物列車に密航して旅をします。
時々、小さな出会いや逸話が登場して、主人公の心の痛みや悩み、そして子供らしい大らかな希望が見え隠れします。
そんな展開に、少年と一緒に旅をしている気分になってスクリーンを見つめていました。
そして、何と言ってもカイル・キャトレット君がおしゃまで可愛かったです~
彼の演じるT・Sくんは本物の天才で科学者です。
少年の何気ないことでも正論が見え隠れする言葉に、大人たちはドキッとさせられます。
でも、頭がいいけれど自分の考えを主張するのは苦手なのです。
大人から言われるととりあえず合わせてしまうところは、ちょっとアメリカっぽくなくて面白かったです。
ある意味、大人っぽい考え方をする子なのですよね。
でも、その子が母親クレア博士(ヘレナ・ボナム・カーター)の前では本当に子供らしくなってしまうのが
とても可愛くて笑ってしまいました。
観終った時、家族の愛を信じられる物語で良かった~とニッコリした1本です。
監督:ジャン=ピエール・ジュネ 出演:カイル・キャトレット ヘレナ・ボナム・カーター ジュディ・デイビス カラム・キース・レニー ニーアム・ウィルソン ジェイコブ・デイビーズ
2013年 フランス/カナダ 原題:THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET
(20141217)
→公式サイトはこちらへ http://spivet.gaga.ne.jp/
ライフ・ラーセン著『T・S・スピヴェット君傑作集』を『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が映画化した作品です。
予告編を観て、小さな少年がどんな冒険をするのだろうと気になっていました。
心に傷を負った少年が自分と家族を変えるために始めた大冒険は、家族の絆を感じられるような物語が展開されていきました。
10歳の少年は強い決心と共に旅立ちました。
T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)は静かで大人しい男の子です。
今日はとうもろこしの皮を剥いている姉の傍で、とうもろこしのスケッチを熱心にしていました。
カウボーイの父と虫の研究家の母を両親に持つT・Sは10才ながらも天才的な科学者です。
観察してスケッチし分析することが彼の研究方法で、彼はいつも研究に没頭しています。
逆に双子の弟は明るくて行動的な男の子で父のお気に入りでした。
そんな彼に、ワシントンDCにあるスミソニアン博物館から電話で連絡が入ります。
偉大な発明をした科学者に贈られる賞の受賞者が彼に決まったので授賞式に来て欲しいというのです。
受賞者が子供ではなく父と間違えている相手に、彼は行くことは出来ないと答えますけど、
まだ双子の弟を事故で亡くした悲しみにバラバラになっている家族を見て、ふと旅立つことを決意します。
そして、ある明け方、彼は大きなトランクを引き摺って家から歩き始めました。
それにしても、ちょっと哀しい設定なのにワクワクするような物語でした。
小さな少年がアメリカ西部から東部まで、貨物列車に密航して旅をします。
時々、小さな出会いや逸話が登場して、主人公の心の痛みや悩み、そして子供らしい大らかな希望が見え隠れします。
そんな展開に、少年と一緒に旅をしている気分になってスクリーンを見つめていました。
そして、何と言ってもカイル・キャトレット君がおしゃまで可愛かったです~
彼の演じるT・Sくんは本物の天才で科学者です。
少年の何気ないことでも正論が見え隠れする言葉に、大人たちはドキッとさせられます。
でも、頭がいいけれど自分の考えを主張するのは苦手なのです。
大人から言われるととりあえず合わせてしまうところは、ちょっとアメリカっぽくなくて面白かったです。
ある意味、大人っぽい考え方をする子なのですよね。
でも、その子が母親クレア博士(ヘレナ・ボナム・カーター)の前では本当に子供らしくなってしまうのが
とても可愛くて笑ってしまいました。
観終った時、家族の愛を信じられる物語で良かった~とニッコリした1本です。
監督:ジャン=ピエール・ジュネ 出演:カイル・キャトレット ヘレナ・ボナム・カーター ジュディ・デイビス カラム・キース・レニー ニーアム・ウィルソン ジェイコブ・デイビーズ
2013年 フランス/カナダ 原題:THE YOUNG AND PRODIGIOUS T.S. SPIVET
(20141217)
→公式サイトはこちらへ http://spivet.gaga.ne.jp/
trending-nowさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:40)
neo-kaminewsさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:40)
ハマコウさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:40)
KINYAN0829さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:41)
makimakiさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:41)
song4uさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:41)
絵瑠さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:41)
森のノームさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:42)
げいなうさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-21 19:42)
わぁ、良いなこれすぐ観られるんですね。うらやましい。ジュネ昔から大好きなんですよ。
予告編観ましたけど、相変わらず、あれ、なんていうの、メカ? 小物? ちょっとしたデザインがキュートでかわいい。
ストーリーも、ジュネに合ってる気がするし、HBカーターといい、これは間違いないでしょう。
by ta74382 (2014-12-21 23:42)
ジュネ監督の映像マジックとホッコリ気分にさせてくれた家族愛に、納得の佳作でした^_^
by つむじかぜ (2014-12-22 12:24)
ta74382さんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
物語から小さな小物まで、面白そうなものがたくさんつまっている作品でした~
ヘレナ・ボナム・カーターも良い役どころでした♪
DVDになったら、もう一度見直してみたいです☆
by non_0101 (2014-12-23 09:55)
つむじかぜさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
一体、この家族とT・Sくんはどうなってしまうのだろうと思っていたのですけど、
素敵な家族のドラマで終わって良かったです~
こういう作品に出会うと癒された気分になります☆
by non_0101 (2014-12-23 09:57)
たいちさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:00)
夢の狩人さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:00)
nikoponさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:00)
さらまわしさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:01)
バラサ☆バラサさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:01)
いっぷくさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:01)
(。・_・。)2kさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:02)
コザックさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:02)
suhr45さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:02)
yohtamboさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:02)
やってみよう♪さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:02)
怪しい探麺隊さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:03)
ちょんまげ侍金四郎さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:03)
sugoimonoさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:03)
楽っくん。さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:03)
okin-02さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:04)
sarusanさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:04)
siroyagi2さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:04)
enosanさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-23 10:07)
こんにちは。
これ観たいんです。^^
by キキ (2014-12-23 11:46)
天才少年の主人公がモンタナからワシントンへ向かうロードムービー。
この一人旅の描写がほのぼのとして良かった。
主人公を演じる子役のカイル・キャトレットがうまいなあ。
ジュネ監督の映画としては割と毒がなく爽やかな印象でした。
ビジュアルの素晴らしさはさすがです。
ラストには起こっていた悲劇が明らかになりますが、それも含めて寓話の様な印象でした。
by きさ (2014-12-23 12:32)
ps.調べてみたらウチの近所(ほんとに近所)でも来年早々やってくれるみたいです。
絶対観に行きます。
by ta74382 (2014-12-23 23:30)
キキさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
心が温まる作品でした~
機会がありましたら、ぜひチャレンジしてみて下さいね☆
by non_0101 (2014-12-24 12:07)
hana2014さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-24 12:07)
beamuseさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2014-12-24 12:07)
きささんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
主人公役のカイルくん、いいですよね~
> ジュネ監督の映画としては割と毒がなく爽やかな印象でした。
実は「アメリ」を最初に観た時には怖いと思ってしまいました^^;
今回は本当に主人公のキャラクターが可愛くて楽しかったです☆
by non_0101 (2014-12-24 12:09)
ta74382さんへ
こんにちは。それは良かったです~♪
楽しんでみて下さいね☆
by non_0101 (2014-12-24 12:10)
すごかったっす。
すごすぎて、凝りに凝った映像の情報量で頭くらくらして、
3dで見たんですが、肝心のストーリーがあまり理解できませんでしたから、はやくもう一度見たいです。
by ta74382 (2015-03-07 02:51)
ta74382さんへ
こんばんは。スクリーンでご覧になれてよかったですね♪
色々な小物たちが面白くて可愛かったです~
ストーリーも素敵ですよ(^^)
私もいつかDVDでじっくりチェックしながら観てみたいです☆
by non_0101 (2015-03-07 21:29)