キャロル [か行]
パトリシア・ハイスミス著の「ザ・プライス・オブ・ソルト」を原作に創り上げたドラマです。
ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラ主演と知って、公開を楽しみにしていました。
1950年代のニューヨークを舞台に描かれた二人の女性の人生に色々な想いを感じるような作品でした。
女神と天使のようなカップルでした。
テレーズ・ベリベット(ルーニー・マーラ)の朝の風景から始まる物語です。
その寒い朝も、テレーズは恋人リチャード(ジェイク・レイシー)の迎えで職場のデパートへと向かいました。
クリスマスを間近に迎えたデパートは朝からお客様でいっぱいです。
玩具売場担当のテレーズがそんな様子を見ていた時、一人の女性を目に留めました。
その女性キャロル・エアード(ケイト・ブランシェット)は4歳の女の子のプレゼントを買いに来たところでした。
でも、希望のベビードールは人気で品切中で、今から注文するとクリスマスに間に合いません。
困ったキャロルはテレーズに、あなたが4歳の頃に欲しかったものは?と問いかけます。
幼い頃のテレーズが欲しかったのはレールの上を走る汽車でした。
その答えを聞いたキャロルは限定モデルだという汽車のセットの購入を決めます。
でも、キャロルが去った後のカウンターには、皮の手袋が忘れられていました。
テレーズはその手袋をどうしようかと考え、結局、家へ郵送することにしました。
汽車のセットは配達だったので、住所と名前は分かっていたのです。
間も無く、デパートの売場にテレーズ宛の外線電話がかかって来ました。
お礼の電話を掛けてきたキャロルは郵送してきたのがテレーズだと知ると、ランチを誘います。
テレーズは初めてのことで戸惑いながらも、ランチを約束することにしました。
それにしても、美しさと優しさを感じるような作品でした。
心に添わない結婚生活に苦しんでいる女神のように美しい夫人と、
真実の愛に出会っていなかった天使のような女性の出会いの物語。
本当は苦しくて厳しい現実の中で人生を彷徨っている主人公たちの物語なのですけど、
演じる二人の美しさと主人公キャロルの愛の深さに魅せられてしまいました。
1950年代なので、同性同士の愛は罪になる時代です。
でも、彼女たちを理解できない人が、君を愛しているとどれほど訴えても心に響いてきません。
本当の愛は求めるだけではなく、相手を解放するものだと知ってしまったのです。
そんな二人の人生は心をとき放す方へと向かっていきました。
観終った時、二人の女優の繊細な演技と表情が心に残った1本です。
監督:トッド・ヘインズ 出演:ケイト・ブランシェット ルーニー・マーラ サラ・ポールソン カイル・チャンドラー ジェイク・レイシー
2015年 イギリス/アメリカ 原題:CAROL
(20160122)
→公式サイトはこちらへ http://carol-movie.com/
追伸
この映画はジャパン・プレミアで観ました。公開は2月11日以降の予定です。
追伸2
ジャパン・プレミアにはケイト・ブランシェットが登壇しました。
今回は客席内を横断している通路をレッドカーペットとして歩いて登場したので、本当に間近で姿を見られました。
美しかったです~ うっとりしてしまいました。
歩いている間は写真OKだったのですけど、私のガラケーではどうも…
そこはプロに任せてしまおうと、自分の眼で観ることに専念してしまいました(^^ゞ
ラストで劇場に上げられた大きなバルーンの中からチョコレート入りの風船が舞いました。
帰りに出口で貰ったのが写真の風船です♪
ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラ主演と知って、公開を楽しみにしていました。
1950年代のニューヨークを舞台に描かれた二人の女性の人生に色々な想いを感じるような作品でした。
女神と天使のようなカップルでした。
テレーズ・ベリベット(ルーニー・マーラ)の朝の風景から始まる物語です。
その寒い朝も、テレーズは恋人リチャード(ジェイク・レイシー)の迎えで職場のデパートへと向かいました。
クリスマスを間近に迎えたデパートは朝からお客様でいっぱいです。
玩具売場担当のテレーズがそんな様子を見ていた時、一人の女性を目に留めました。
その女性キャロル・エアード(ケイト・ブランシェット)は4歳の女の子のプレゼントを買いに来たところでした。
でも、希望のベビードールは人気で品切中で、今から注文するとクリスマスに間に合いません。
困ったキャロルはテレーズに、あなたが4歳の頃に欲しかったものは?と問いかけます。
幼い頃のテレーズが欲しかったのはレールの上を走る汽車でした。
その答えを聞いたキャロルは限定モデルだという汽車のセットの購入を決めます。
でも、キャロルが去った後のカウンターには、皮の手袋が忘れられていました。
テレーズはその手袋をどうしようかと考え、結局、家へ郵送することにしました。
汽車のセットは配達だったので、住所と名前は分かっていたのです。
間も無く、デパートの売場にテレーズ宛の外線電話がかかって来ました。
お礼の電話を掛けてきたキャロルは郵送してきたのがテレーズだと知ると、ランチを誘います。
テレーズは初めてのことで戸惑いながらも、ランチを約束することにしました。
それにしても、美しさと優しさを感じるような作品でした。
心に添わない結婚生活に苦しんでいる女神のように美しい夫人と、
真実の愛に出会っていなかった天使のような女性の出会いの物語。
本当は苦しくて厳しい現実の中で人生を彷徨っている主人公たちの物語なのですけど、
演じる二人の美しさと主人公キャロルの愛の深さに魅せられてしまいました。
1950年代なので、同性同士の愛は罪になる時代です。
でも、彼女たちを理解できない人が、君を愛しているとどれほど訴えても心に響いてきません。
本当の愛は求めるだけではなく、相手を解放するものだと知ってしまったのです。
そんな二人の人生は心をとき放す方へと向かっていきました。
観終った時、二人の女優の繊細な演技と表情が心に残った1本です。
監督:トッド・ヘインズ 出演:ケイト・ブランシェット ルーニー・マーラ サラ・ポールソン カイル・チャンドラー ジェイク・レイシー
2015年 イギリス/アメリカ 原題:CAROL
(20160122)
→公式サイトはこちらへ http://carol-movie.com/
追伸
この映画はジャパン・プレミアで観ました。公開は2月11日以降の予定です。
追伸2
ジャパン・プレミアにはケイト・ブランシェットが登壇しました。
今回は客席内を横断している通路をレッドカーペットとして歩いて登場したので、本当に間近で姿を見られました。
美しかったです~ うっとりしてしまいました。
歩いている間は写真OKだったのですけど、私のガラケーではどうも…
そこはプロに任せてしまおうと、自分の眼で観ることに専念してしまいました(^^ゞ
ラストで劇場に上げられた大きなバルーンの中からチョコレート入りの風船が舞いました。
帰りに出口で貰ったのが写真の風船です♪
ケイト・ブランシェットは演技派の大女優ですね。
ルーニー・マーラを見ると、ヘップパーンを想起しますね。
「本当の愛は求めるだけではなく、相手を解放するものだ」いい言葉ですね。
by たいちさん (2016-01-23 22:36)
たいちさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
二人の女優の繊細な演技が良かったです。
> ルーニー・マーラを見ると、ヘップパーンを想起しますね。
1950年代のファッションを身に付けたルーニー・マーラは
本当にヘップパーンのようでした。
初めて観た作品が『ドラゴン・タトゥーの女』だったので、女優って凄い!と思ってしまいました☆
by non_0101 (2016-01-24 12:34)
okin-02さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:38)
song4uさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:38)
C_BoYさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:38)
夢の狩人さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:38)
月夜のうずのしゅげさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:39)
31さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:39)
ねじまき鳥さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:39)
sarusanさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:39)
hana2016さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:39)
怪しい探麺隊さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:40)
(。・_・。)2kさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:40)
HIDEand爺さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:40)
いっぷくさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:40)
yohtamboさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:40)
やってみよう♪さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:40)
mayuさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
enosanさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
KINYAN0829さんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
剛力ラブさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
りんこうさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
ネオ・アッキーさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
Ujiki.oOさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:41)
ハマコウさんへ
こんにちは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 12:55)
tommy88さんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 17:41)
こんばんは。
これ観たいと思っています。ケイト・ブランシェットの映画は見逃したくないので。nonさんジャパン・プレミアに行かれたんですね!うらやましいです。きっとケイトはオーラに包まれていたでしょうね。
by coco030705 (2016-01-24 21:30)
cocoさんへ
こんばんは。nice&コメントをありがとうございました!
アカデミー賞ノミネートも納得の作品&演技でした。
ぜひ、チャレンジしてみて下さいね。
今回はたまたまTOHOシネマズのHPでジャパンプレミアの情報を見つけたので、
夜中の12時に頑張ったら取れました(^^ゞ
本当にオーラに包まれていました!
やっぱり美しかったです~☆
by non_0101 (2016-01-24 23:28)
naonaoさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 23:29)
SORIさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-24 23:29)
こんにちは。
ええええ~、ケイト・ブランシェットを間近でご覧になったんですか。
ジャパンプレミア、なんともうらやましいです。
今年もアカデミー賞ノミネートされてますよね。
観に行かねばです。
by キキ (2016-01-26 19:22)
キキさんへ
こんにちは。nice&コメントをありがとうございました!
そうそう、ケイト・ブランシェットが客席内の通路を歩いたのですけど、
私はその通路から2段目の席だったのです♪
この目でケイト・ブランシェットを観られるなんて一生に一度の機会と思っていたので嬉しかったです(^^)
ぜひ、この作品の美しさと演技を堪能して下さいませ☆
by non_0101 (2016-01-26 23:30)
trending-nowさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-31 22:55)
AKIさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-31 22:55)
beamuseさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-31 22:55)
robertさんへ
こんばんは。niceをありがとうございました!
by non_0101 (2016-01-31 23:24)
こんばんは。
ほんとに二人とも美しかったですね。これはやっぱり女性好みかも、と思いました。ケイト・ブランシェットのアカデミー賞授賞式のドレスすごくよかったわ。あんな素敵なドレスを着られるのって、いいですね。でも美を保つ努力も大変でしょうね。
by coco030705 (2016-03-13 17:35)
cocoさんへ
こんばんは。美しかったですね~
ちょっとレトロで落ち着いた服装がぴったりでした(^^)
上品で美しいドレスが似合うのもさすがですよね~
あれだけ素敵なら、きっと頑張り甲斐もありますね(^^ゞ
by non_0101 (2016-03-14 22:26)
エディ・レッドメインもケイト・ブランシェットも生でご覧になっているなんてnon_0101さん、何とも羨ましい限りです。
ジャパンプレミアのインタビューを今さらながら探して見ましたが、ケイト・ブランシェットは相変わらず素敵なドレスを着ていて、本当に上品で素敵。これだけ気品ある女優さんは、今はちょっといませんよね。
私もやっとキャロルを観ましたので、トラックバック送りました。よろしくお願いします。
by naonao (2016-03-25 17:37)