ヒュー・グラントのダサダサ加減がとても可笑しかったです~

アレックス(ヒュー・グラント)は80年代に大ヒットを飛ばしたグループ“PoP”の人気スター。
でも、グループが解散してからはヒットも出ず、
20年が過ぎた今では、遊園地などイベントで歌うのがやっとの哀しい状況…
そんな彼のもとにビッグニュースが入ってくる。
なんと今をときめく歌姫コーラ(ヘイリー・ベネット)が新曲の依頼をしてきたのだ。
ただしコンペのように競合曲がいくつも作られていて、採用される約束は無い。
それでも世間から取り残されたような現状から脱出するために、
アレックスはコーラの望むような新曲を作ろうとピアノに向かう。
しかし、曲作りは作詞家と意見が合わずに難航するばかり。
そんな時、アレックスの家に植物のメンテナンスに来ていたソフィー(ドリュー・バリモア)が
思いつくままに曲の続きを口ずさんだ。
その言葉に、アレックスは思わず振り向いた…

出だしの80年代風ミュージックビデオから大うけでした(^^)
軽めのラブソングとコメディタッチのミュージックビデオはかなりちゃんと作ってあります。
80年代風のノリってこんな感じかなあと思いつつも、
ヒュー・グラントの確信犯的な可笑しさに、つい笑わされてしまいました(^^ゞ

主人公のアレックスもソフィーも、お気楽なように見えてなかなかの苦労人です。
実は二人とも信頼していた人に裏切られたという過去を持ちます。
その心の傷は深く、彼らの人生に大きな影を落としています。
でも、そんな二人が一緒にラブソングを作ることで、人生を取り戻して愛が芽生えていくなんて
さすがドリュー・バリモアのラブコメですね (^^)

安心して笑えて、観終わった後にとってもハッピーな気分になる1本です。


(070425)