クリスマスを前にしたロンドンを舞台に、登場人物たちそれぞれの愛を描いた作品です。
久々にDVDで観ました。やっぱり心が温かくなる素敵な物語でした(^^)
今日は観たい映画があるのに映画館に行きたくない~
読みたい本があるのに活字を見たくない~ なんて、かなりご機嫌斜めだったのです(笑)
こういう時はやっぱり好きな映画とお菓子です☆
そして、そんな時にはこの作品ですね(^^ゞ
空港の人々の姿から始まって、様々な愛が映し出されています。
若くしてイギリスの首相となった男が首相官邸で出会った愛。
弟に恋人を寝取られた不器用な作家が傷心の果てに異国で出会った愛。
親友の恋人を愛してしまった男の届かない愛。
苦楽を共にしてきた相棒への友情という名の愛。
他にも可愛いらしい恋から哀しい結果に終わってしまう愛まで、
観ている者に世界に溢れているたくさんの愛を届けてくれました。
やっぱりこの作品、大好きです(^^ゞ
妻となったキーラ・ナイトレイに片想いしている夫の親友の姿や
ローラ・リニーの演じたお姉さんはあまりにも切なくて泣けてしまうのですけど
それでも愛っていいものだなあという想いが伝わってきます。
想いが遂げられる愛もいいですね。
やっぱりイギリスの首相(ヒュー・グラント)のお相手には、ナタリー(マルティン・マカッチョン)のような
キュートで笑顔が素敵な女性との恋がお似合いです。
そんな中でもお気に入りなのは、エルトン・ジョンのパーティを蹴ってまで孤独なマネージャーの元に
やってきたロックスターです。ビル・ナイかっこいいです(^^ゞ
登場人物たちは懸命に自分の想いを相手に伝えようとします。
空港を懸命に走る少年の姿とか
コリン・ファースの演じた作家が言葉の通じない相手へ想いを届けようとする姿とかを観ていると
伝えることがどんなに大切かを改めて感じさせてくれました。
観終わった時、思っていた以上に満足な気持ちになりました。
今日は素敵な気分でいい夢を観たいなあと思った1本です。
監督:リチャード・カーティス 出演:ヒュー・グラント リーアム・ニーソン コリン・ファース ビル・ナイ エマ・トンプソン マルティン・マカッチョン キーラ・ナイトレイ
2003年 イギリス/アメリカ 原題:LOVE ACTUALLY
(20090525)