北の端にある山間の村に生まれ育った美しいヴァレリー(アマンダ・サイフリッド)は
幼い頃からの幼い頃から木こりのピーター(シャイロー・フェルナンデス)が大好き。
一緒に森で遊んでいた二人は、いつしか深く愛するようになっていた。
だが、両親は貧しいピーターよりも鍛冶屋の息子ヘンリー(マックス・アイアンズ)を望み、
彼女の意思とは別に婚約を決めてしまう。
行き詰まった二人が駆け落ちをしようと森へ向かって走り出したところ、村から非常時の鐘が鳴り始めた。
何が起きたのかと不安になりながら村へ戻った二人は、ヴァレリーの姉が狼に殺されたことを知った…
二人の男との愛に悩むシチュエーションは『トワイライト』シリーズと同じでした(^^ゞ
アマンダ・サイフリッドがキュートで美しい赤ずきんを演じているファンタジーです。
大人になった彼女は幼い頃から愛しているワイルドな性格のピーターと、
気弱なところもあるけれど優しい性格のヘンリーとの愛に悩まされています。
彼女はピーターが好きだけど、両親にはヘンリーとの結婚を決められてしまいます。
狭い村で生きるには両親の意思は重大です。
しかも、姉が殺されてしまって残る子供は彼女一人。
ますます、自由に動けなくなってしまった上に、今度は彼女を標的にした人狼に狙われ始めるのです。
彼女がどう動いていくのか、何を選ぶのか、ドキドキしながらスクリーンを見つめていました。
それにしても、やっぱりラブファンタジーでしたね。
予告編を観てホラーっぽいなと思ったのですけど、『トワイライト~初恋~』の監督だから
どうなるだろうかと思っていました。
今回も主人公は二人の魅力的な男性に愛されてしまって悩まされます。
ただし、ちょっと違うのは人間の敵・人狼の正体がなかなか明かされないことです。
そこはかなり不気味でした。
そして、正体が分かった時はうわー!そうでしたか~と思ってしまいました(^^ゞ
大きな瞳のアマンダは赤ずきんにぴったりでした。
観終わった時、他のグリム童話もこんなふうに新しく創ってくれないかなとちょっと思った1本です。
監督:キャサリン・ハードウィック 出演:アマンダ・サイフリッド ゲイリー・オールドマン シャイロー・フェルナンデス マックス・アイアンズ ビリー・バーク ヴァージニア・マドセン ルーカス・ハース ジュリー・クリスティ
2011年 アメリカ 原題:RED RIDING HOOD
(20110606)
→公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/redridinghood/index.html?adid=red-yahsem-1追伸
この映画は試写会で観ました。公開は6月10日以降の予定です。