ロバート・デ・ニーロ VS キリアン・マーフィ の行方は最後までもつれて行きました~
怪奇現象のインチキを暴くところから始まる物語です。
大学で超常現象の科学的解明を研究しているマーガレット(シガーニー・ウィーヴァー)と
トム( キリアン・マーフィ)は、とある家へ呼ばれました。
郊外にあるその家の家主は、お手ごろ価格で家を購入したは良いが、怪奇現象が起きて困っていたのです。
二人が到着すると、早速、二階から大きな物音が響いて来ます。
家主が二人とは別に手配したと言う霊媒師も余裕の笑顔を見せて待ち構えていました。
二階の様子を見た後に霊媒師の作業を観察した二人は、すぐに本当は何が起きているのかを悟ります。
早速、もう超常現象がおきないように手配して家主に助言を与えると、その家を去っていきます。
そして、その時の霊媒師が使ったテクニックは、後日の授業の題材として、生徒たちに解き明かされました。
そんなインチキを暴き続けていたある日のこと。
30年前に引退していた超能力者サイモン(ロバート・デ・ニーロ)が復帰するという発表がありました。
現役当時はブームを巻き起こした人気者でしたけど、サイモンの能力を疑う記者が彼の目の前で突然死し、
その疑惑もあって引退したままだったのです。
トムはサイモンのインチキを暴こうとマーガレットに訴えます。
でも、サイモンの恐ろしさを知るマーガレットはトムを止めようと必死に説き伏せ始めました。
それにしても、今回のロバート・デ・ニーロは怪しいオーラが似合っていましたね~
デ・ニーロの持つカリスマ性がそのままサイモンに乗り移っていて、
舞台の上に立つサイモンは神懸りなオーラを持つ人そのものでした。
そんなサイモンの嘘を見破ろうと必死になるトムを演じたキリアン・マーフィもさすがの上手さで、
観ている方も訳のわからないまま一緒になって緊張していきました。
そして、トムや彼の生徒たちと一緒にサイモンの一挙一動を見つめてしまいました(^^ゞ
ラストはそう来ましたか~と思いました(^^ゞ
観終った時、この二人の演技はやっぱり見ごたえがあったなあとちょっと思った1本です。
監督:ロドリゴ・コルテス 出演:キリアン・マーフィ ロバート・デ・ニーロ シガーニー・ウィーヴァー トビー・ジョーンズ エリザベス・オルセン
2012年 アメリカ/スペイン 原題:RED LIGHTS
(20130219)
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公式サイトはこちらへ http://gacchi.jp/movies/red-light/