人気カルト・ムービー『デス・レース2000年』をリメイクした近未来カーアクションです。
ジェイソン・ステイサムはやっぱりドライバーが似合ってました(^^ゞ

勤めていた工場が閉鎖され少ない給料を受け取って帰宅したジャンセン(ジェイソン・ステイサム)。
だが心優しい妻は失意の彼を励まし、夕食の準備を始めた。
幼い娘の様子を見に行ったジャンセンは、ふとキッチンの様子がおかしいのに気づく。
近付いてみると妻が倒れており、彼自身も正体不明の男に昏睡状態にされてしまう。
そして目を覚ますと、何故か手には妻を刺殺したナイフが握られていた…

ゲームのような不思議な感覚の作品でした~

無実の罪で投獄された元レーシングドライバーの男が仮面をつけた伝説のドライバーとして
刑務所で行なわれている“デス”レースに挑んでいきます。
武器でも何でもありなので参加者がどんどん死んでいくレースなのですけど、
ドライバーになる受刑者たちは5回優勝したら恩赦されるという餌に釣られて参加しているのです。
そしてレースというよりは殺し合いのような激しいバトルが繰り広げられていきます。

面白いのは、そのレースが有料で全世界に配信されていて、
視聴者のアクセス数が増えるほど刑務所に大金が入ってくるところ。
何だか今の世の中なら本当にありえるような設定だなあと思ってしまいました。

それにしてもジェイソン・ステイサムって“悪を倒すドライバー”役が本当に似合いますね~
あと、刑務所&レースを仕切っている所長役のジョーン・アレンもピッタリでした(^^ゞ

展開も落ちもありそうなストーリーなのですけど、軽~く観れる作品なので
この手のアクションが好きな人には堪らないだろうなあと感じた1本です。



監督:ポール・W・S・アンダーソン 出演:ジェイソン・ステイサム ナタリー・マルティネス ジョーン・アレン
2008年 アメリカ 原題:DEATH RACE
(20080830)

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は11月29日以降の予定です。