退職をして閑静な住宅街で一人暮らしをしているフランク(ブルース・ウィリス)は恋をしていた。
お相手は彼に年金の手続きをしてくれる管理会社の担当サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)で、
実際に会ったことはない。
でも、フランクは彼女に電話をしたいがために、年金の小切手を破り捨てては
電話をかけて小切手の再手配を頼んでいた。
サラもそんな行動をとるフランクの本当の気持ちに気付き始めていた。
静かな日々が続いていたある夜のこと。
突然、フランクは目を覚ますと、のんびりした雰囲気でバスルームへ向かった。
そんな彼の姿を、物陰から黒装束の武装集団が銃で狙っていた…
ブルース・ウィルスは相変わらず傷だらけになっていました(^^ゞ
諜報員を引退した4人の物語です。
ブルース・ウィルス演じるフランクは突然、何者かに命を狙われ始めます。
すぐに彼は一番信頼できる元上司ジョー(モーガン・フリーマン)の元を訪ねました。
彼は癌で余命いくばくも無く、今は老人ホームで静かに暮らしています。
でも、ジョーは昔の伝ですぐに彼らの所属していたCIAが狙っていることを突き止めました。
そのことを知ったフランクはすぐさまサラの元へと旅立ちます。
電話を盗聴していたとしたら、サラの命が危険に晒されてしまうのです。
案の定、危機一髪でサラを連れ出したフランクは、何が起きているのか調査を始めます。
そして、暗殺命令の裏に大きな陰謀が隠されていることを突き止めました。
それにしても、豪華なキャストたちでした~
戦いのプロである主人公役のブルース・ウィルスをはじめとして、
とても頼りになる良い人役のモーガン・フリーマン、
かなり妄想癖があって用心深い昔の仲間マーヴィンにジョン・マルコヴィッチ、
元MI6で凄腕の殺し屋だったヴィクトリアにヘレン・ミレン、
そして、昔は敵対していたロシア人スパイにブライアン・コックス。
彼らがニヤリとしながら銃を片手に敵と戦っていく姿はかなりかっこ良かったです(^^ゞ
全体的には火薬のシーンが多い割には何となく落ち着いた雰囲気がありました。
ベースの効いたフュージョンっぽい音楽のせいかも知れません。
ドキドキよりは気楽に観られるような展開でしたけど楽しかったです。
観終わった時、この役者さんたちには
いつまでもこんなふうに活躍して欲しいなあと感じた1本です。
監督:ロベルト・シュヴェンケ 出演:ブルース・ウィリス モーガン・フリーマン ジョン・マルコヴィッチ ヘレン・ミレン メアリー=ルイーズ・パーカー
2010年 アメリカ 原題:RED
(20110118)
→公式サイトはこちらへ http://www.movies.co.jp/red/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は1月29日以降の予定です。