大自然への夢を持って臨んだパタゴニアへの旅を綴ったドキュメンタリーです。
パタゴニアという自分には縁の無い世界が気になってチャレンジしてみました。
初めて見るパタゴニアの自然に圧倒される作品でした。
約40年前にサーフィンと山登りへの冒険を目指してパタゴニアへ旅をした2人の若者がいた。
そのイヴォン・シュイナードとダグ・トンプキンスの旅の記録は16ミリフィルムで映像に残された。
その後、二人はそれぞれ「patagonia」と「THE NORTH FACE」という会社を立ち上げ、
アメリカのアウトドア・カルチャーの礎を築いた。
それから40年後、二人のドキュメンタリーフィルムに感銘を受けた若者ジェフ・ジョンソンが
海路から再びパタゴニアへの冒険に旅立った。
10年の準備期間を経て実行された冒険は、厳しくも美しい自然を彼の前に現していた。
映像の美しさに圧倒されました~
アウトドア・カルチャーに魅せられた若者たちの旅を描いたドキュメンタリーです。
お金が貯まったら旅に行き、お金が無くなったら帰国して、
どんな仕事でもこなして再びお金を貯めるという生活です。
好きなことをするために生きるというスタンスです。
そんな彼らが夢の土地へ入った時の笑顔は本当に生き生きとしていて輝いていました。
サーフィンと登山というアウトドアな生活は、今の私には全く無縁の世界です。
正直、絶対に出来ないとは思うのですけど、スクリーンに映し出される手付かずの自然を見ると
このパタゴニアという世界に魅せられる気持ちは分かるなあと感じました。
どのシーンを観ても美しいのです。
そして、行く手を阻むような大自然の厳しさも実感させてくれました。
それにしても、出演している人たちがみんな凄かったです~
いくら目指すとはいえ、そんなところを進むのですか!?とビックリしながら観ていました。
また、パタゴニアの美しさにも感動すると共に癒されました。
作り物ではない映像の美しさを実感しました。
そして、何と言っても40年前に旅をした二人が再びパタゴニアにチャレンジする姿には感動でした。
観終わった時、この映画をスクリーンで観ることが出来て良かった~と感じた1本です。
監督:クリス・マロイ 出演:イヴォン・シュイナード ダグ・トンプキンス ジェフ・ジョンソン キース・マロイ マコヘ ティミー・オニール
2009年 アメリカ 原題:180°SOUTH
→公式サイトはこちらへ http://www.180south.jp/