イギリスのBBCが集めた3000日もの映像から創り上げたドキュメンタリーです。
予告編を観た時から、大きなスクリーンで観たい!と楽しみにしていました。
奇跡の映像と謳うだけはある素晴らしい映像の数々に魅せられました。
数々の名シーンが集まっていました。
“生きる”と言うことは何かを様々な生き物たちの映像を通して伝えてくれるドキュメンタリーです。
巨大なクジラから小さな蟻まで、最速のチーターからじっと待っているハエジゴクまで、
様々な生き物が登場します。
それぞれに食物連鎖の世界の中で、狩るものと狩られるものの物語が紡ぎ出されていました。
どれもが圧倒的な存在感で生きているエネルギーを送ってくれます。
零下30度を下回る極限の寒さの中で子育てをするアザラシの姿には、寒い世界なのに温かい気持ちになります。
一方でサバンナでは水牛をじっと狙っているコモドドラゴンの姿には暑さを忘れました。
その他にも多くの親子の姿や生き生きと動く姿が映し出されていて、その映像には圧倒されました。
それにしても、多くの生き物たちが登場します。
映し出される生き物が変わる度に場所と生き物の名前が出ますけど、全ては覚えられず…
子供と一緒にお父さんは、観終わった後に質問攻めにあいそうです。
ちゃんと予習をしておかなくてはならないかも知れませんね(^^ゞ
観終わった時、世界中の生き物からパワーをもらった気がしました。
昆虫のアップとか小さな子供たちにはちょっとびっくりする映像もありますけど、
やっぱり多くの子供たちに観てもらって命と言うものを感じて欲しいなと思った1本です。
監督:マイケル・ガントン マーサ・ホームズ
2011年 イギリス 原題:ONE LIFE
(20110821)
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公式サイトはこちらへ http://onelifemovie.jp/index.html追伸
この映画は試写会で観ました。公開は9月1日以降の予定です。