チャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は元ボクサーで、今では格闘ロボットと共に
大きなトラックで巡業に回る日々を送っていた。
だが、博打的にリスクの高い試合でひと儲けようとしては負けが続いて借金ばかりしているような
うだつの上がらない日々を送っていた。
ある日、チャーリーは自分のロボットを巨大な牛と戦わせて大破させてしまった。
そんな時、彼の元妻が亡くなったという知らせが入った。
そして、彼の息子でもある11歳のマックス(ダコタ・ゴヨ)がひとり残されていた…
ATOMのしぶとさにやられました~
うだつの上がらない父としっかりものの息子の物語です。
元妻の裕福な妹夫妻に親権を渡す代わりに大金をせしめたチャーリーは
早速、新しいロボットを手に入れます。
その様子を見ていた賢いマックスはすぐに自分が売られたと悟り、父親チャーリーに不信感を抱きます。
でも、彼も男の子。ロボット格闘技が大好きでした。
新しく購入したロボットに目を輝かせ、興行に出ようとする父親にくっついて試合会場へと向かいます。
そんな二人が楽しくしていたのも束の間で、チャーリーのロボットはまたもや破壊されてしまいます。
その夜、使えそうな部品を盗もうとスクラップ工場に侵入した二人は
崖の底で古いタイプのスパークリング用ロボットATOMと出会いました。
それにしても、マックスとATOMのコンビは最高に可愛いですね~
大きくて無骨なロボットが小さなマックスのまねをして動くシーンは何度出てきても可愛いです。
しかも無表情なはずなのにATOMが柔らかい表情をもっているように見えるところも面白いです。
そして、いつもちょっと頼りなかったチャーリーが父親としての気持ちを取り戻した時に、
奇跡的なパワーを発揮させ始めたATOMからは目が離せなくなりました。
こういうストーリーは展開が分かっていても観ていて楽しいですね。
ロボットたちの試合では思わず手に力が入ってしまいました(^^ゞ
観終わった時、こんな作品を父と息子で観に行けたら、
きっと宝物のような思い出になるだろうなと感じた1本です。
監督:ショーン・レヴィ 出演:ヒュー・ジャックマン ダコタ・ゴヨ エヴァンジェリン・リリー アンソニー・マッキー ケヴィン・デュランド オルガ・フォンダ カール・ユーン
2011年 アメリカ 原題:REAL STEEL
(20111209)
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公式サイトはこちらへ http://disney-studio.jp/movies/realsteel/