カーリー(ニコラ・バーリー)は恋人ジェイ(ウクウェリ・ローチ)と共に
ストリートダンスのチームを組んで選手権の優勝を目指していた。
仲間たちとは何年も一緒にやってきて仲が良く、家族のような存在だった。
カーリーのチームはそこそこ上手くて、本選に出場するための予選でも審査員の評価は良い感じだ。
だが、昨年の優勝チームの圧倒的なダンスを見た彼らは、優勝への厳しさを実感してしまう。
しかも、リーダーのジェイはカーリーに後を任せて自分はチームを脱退してしまった…
ダンスミュージックのリズムとパフォーマンスがとっても楽しかったです~
挫折と栄光とダンスという王道の青春映画です。
主人公のカーリーが恋人の裏切りとチーム崩壊の危機を乗り越えて、優勝を目指して頑張ります。
次々と登場するダンスシーンと彼女たちが繰り広げる恋と友情の物語はとても可愛かったです。
カーリーが弱さを持ちつつも必死に頑張ろうとする姿に応援したくなりました。
そして、圧倒的なパフォーマンスが繰り広げられるダンス選手権は見応え十分でした。
面白いのはストリートダンスを頑張る彼女たちに救いの手を差し伸べるのが
伝統あるクラシックバレエ学校の先生というところです。
元プリマドンナのヘレナ(シャーロット・ランプリング)はカーリーたちのダンスを見て
今の生徒たちに必要なパッションやエネルギーを感じるのです。
ヘレナはカーリーに練習場所を提供する代わりに、バレエ学校の中でも優秀な生徒たちに
カーリーのストリートダンスを教えるように言います。
そのダンスの融合がまた楽しかったです。
それにしても、みんな本当に凄いダンサーですね~
主人公のカーリーを演じているニコラ・バーリーはダンサーではなくて女優さんですけど、
キュートな彼女もなかなか素敵に踊っていましたし。
そして、何と言っても周りの出演者たちはみんなプロのダンサーばかりさすがのダンスを披露してくれます。
そのパフォーマンスを見ているだけで本当にワクワクしました(^^)
映画館いっぱいに広がった音楽と共に観ることが出来て嬉しかったです。
久々にスカッと楽しめる作品だったなと感じた1本です。
監督:マックス・ギーワ ダニア・パスクィーニ 出演:ニコラ・バーリー リチャード・ウィンザー ジョージ・サンプソン シャーロット・ランプリング ウクウェリ・ローチ
2010年 イギリス 原題:STREETDANCE
(20120118)
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公式サイトはこちらへ http://www.streetdancethemovie.jp/