『ムトゥ踊るマハラジャ』のラジニカーント主演のインド発のSFアクション大作です。
メインビジュアルのインパクト&なかなか観られないインド映画の公開だったので気になっていました。
パワーアップした踊りとロボットたちが次々と繰り出す技の凄さに圧倒されまくるような作品でした。
怒涛のアクションに圧倒されました~
バシー博士(ラジニカーント)が10年の歳月を掛けて創り上げた高性能ロボット・チッティ(ラジニカーント)。
チッティがより的確に命令を実行させるために、人間と同じような感情を与えられた時、
あろうことか博士の婚約者サナ(アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン)を愛し始めてしまいました。
集中力が愛に囚われてしまったために博士の命令を遂行できなくなってしまったチッティは
怒った博士によって破壊され捨てられてしまいます(>_<)
そして、チッティを悪用しようと狙っていた科学者によって拾われたことにより、
邪悪なマシンへと変貌していきました(T_T)
それにしても… 妙なところもあるのですけど何だか面白かったです~
もうストーリーなんて気にならないほど、怒とうの展開に飲み込まれてしまいました。
派手なアクションもお決まりのダンスも迫力いっぱいで凄いです。
また、ターミネーター化した後のロボットたちの攻撃には笑わされました(^^ゞ
次々と人が倒れていくし、圧倒的なパワーのチッティは微妙に怖かったのですけど、
身勝手な人間に振り回されるチッティはちょっと可哀想でした。
ラストのブラックなユーモアも含めてインド映画って凄いなあと久々に感じた1本です。
監督:シャンカール 出演:ラジニカーント アイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン ダニー・デンゾンパ
2010年 インド 原題:ENDHIRAN/THE ROBOT
(20120513)
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公式サイトはこちらへ http://robot-movie.com/