大人気コミック「るろうに剣心」を実写映画化した時代劇アクションです。
原作もアニメも未見なのですけど、アクションが凄いと評判だったので気になっていました。
評判どおりのすばやい動きのアクションにびっくりで、主人公から目が離せませんでした~
人を生かす剣とはどういうものだろうとちょっと考えてしまいました。
明治初期の混沌とした時代を背景に、人斬りとして名を馳せた過去を持つ男の姿を描いた物語です。
明治11年。武士という生き方が過去のものになってきたある日のこと。
流浪の旅をしていた剣心(佐藤健)は、ふと貼り出されていた手配書に目を留めます。
そこには“人斬り抜刀斎”として見知らぬ男の姿が描かれていました。
実は人斬り抜刀斎とは剣心が明治時代の訪れと共に捨てた過去の名前だったのです。
明治時代になってからの彼自身は“殺さずの誓い”を立てて、人斬りではなく人助けをしながら生きていました。
剣心が手配書に目を留めている姿を見た女性の剣士・神谷薫(武井咲)が、彼に切りつけてきました。
彼を手配書の男だと勘違いしたのです。
しかも、偽の人斬り抜刀斎が彼女の道場の流派を名乗ったため、道場は弟子が誰もいなくなるなど
彼女自身も偽者に被害を受けていました。
剣心は彼女の流派の目指す“人を生かす剣”という言葉に心を惹かれます。
そして、怒りに任せて攻撃してくる薫の剣を軽くかわしながら、何とか誤解を解こうとします。
間も無く誤解は解けましたが、その時、まさに偽の抜刀斎が警察署を襲って惨殺を繰り広げていました…
それにしても、本当に身軽で速いアクションですね~
剣心を演じた佐藤健さんのアクションの上手さには、この役が彼しかいないと言われたのも納得です。
そんな佐藤さんが演じる剣心の敵の多さをものともしない強さには圧倒されました(^^ゞ
また、敵役の吉川晃司さんや香川照之さんもさすがの存在感で、剣心が彼らと対決するシーンは
とても見応えがあって怖さも感じるほどでした。
観終った時、これから剣心はどんな人生を送っていくのか知りたくなった1本です。
監督:大友啓史 出演:佐藤健 武井咲 吉川晃司 蒼井優 青木崇高 綾野剛 奥田瑛二 江口洋介 香川照之
2012年 日本
(20120829)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/rurouni-kenshin/index.html