斉藤洋著の児童文学をCGアニメ化した猫の冒険物語です。
予告編を観て、このコンビはめちゃくちゃ可愛いなあと気になっていました。
予想以上に優しい物語に、こういう映画を夏休みに観られる子はいいなあと思いながら楽しみました(^^)
キュートな井上真央さんの声と威厳のある鈴木亮平さんの声がキャラクターにぴったりでした~
子猫のルドルフ(井上真央)は家からほとんど出たことの無い家猫です。
本当は飼い主のリエちゃんが出かける時には一緒について行きたいのですけど、
いつもルドルフは出してもらえませんでした。
ある日、リエちゃんを追いかけて外に出ようとしたルドルフは、扉が閉まっていないことに気付きます。
喜んで道路へ出た彼は、リエちゃんを追いかけようとして自転車とぶつかりそうになりました。
その時、偶然に魚屋さんへ飛び込んでしまったから大変。怒った魚屋さんに追いかけられてしまいます。
慌てて1匹の魚を咥えたままトラックへとジャンプをしたルドルフは、そのままトラックで一夜を明かします。
翌朝になると、何とそこは故郷から遠くはなれた東京でした。
それにしても、ルドルフは素直ないい子ですね~
まあ、知らない間に相棒イッパイアッテナ(鈴木亮平)の地雷を踏んでしまったりするのですけど、
それも仕方ないなあと思えてしまうくらいキュートです。
また、イッパイアッテナは野良暮らしに不慣れなルドルフをつい面倒みてしまうようなとてもいい奴です。
やっぱり純粋なルドルフには何とかしてあげたくなるのですよね。
しかも、身体も心も大きくて強くて賢いのです。新聞が読めちゃう猫って凄すぎる~と思ってしまいました(^^ゞ
ルドルフの希望は故郷のリエちゃんのもとへ帰ることです。
イッパイアッテナの希望はなかなか明かされませんけど、やはり壮大な計画を持っています。
そんな2匹が学校へ忍び込んで文字を勉強したり、ノラとしての生き方を学んでいく様子は楽しかったです(^^)
イッパイアッテナの名言とも言える台詞の数々が印象的でした。
観終った時、この映画を観た子供たちはどんな感想を持つのだろうなあと気になった1本です。
監督:湯山邦彦 榊原幹典 声の出演:井上真央 鈴木亮平 水樹奈々 八嶋智人 古田新太
2016年 日本
(20160810)
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公式サイトはこちらへ http://www.rudolf-ippaiattena.com/