吉田修一著の同名小説を李相日監督が豪華俳優陣を揃えて描いた群像ミステリーです。
重そうだなあと思っていたのですけど、やっぱり観ようとチャレンジして来ました。
人を信じることの難しさをそれぞれのキャラクターに課していく展開に、最後まで心が揺さぶられるような作品でした。
重そうだなあと思っていたのですけど、やっぱり観ようとチャレンジして来ました。
人を信じることの難しさをそれぞれのキャラクターに課していく展開に、最後まで心が揺さぶられるような作品でした。
- い
真実は何だったのだろうと考えてしまいました。
1年前に東京で起きた殺人事件が未解決事件としてテレビ番組で放送されました。
犯人の男は特定されていましたけど、未だに行方は分かりません。
警察では整形で顔を変えている可能性も考慮しながら視聴者からの情報を待っていました。
その番組と同じ頃、東京と千葉、そして沖縄に素性の知れない男たちが現れます。
男たちはそれぞれに犯人と似通った顔立ちをしていて、彼らと親しくし始めていた人々は
もしかしたら犯人ではないかと疑い始めました。
それにしても、胸が痛くなるような作品ですね。
殺人事件から始まりますけど、基本的には信頼する心を問うような物語です。
ある人は信頼できずに愛する人を失い、
ある人は信頼できなかったことを後悔して信頼を取り戻そうと必死になり、
ある人は信頼していたのに裏切られたと感じ、相手に憎しみを覚えます。
そして、誰もが信頼の踏み絵に失敗したと感じていました。
物語もさることながら俳優陣の演技も凄かったです。
どのキャラクターも失くすギリギリのところにある優しい心と、新たに生まれた疑いの心で揺れています。
どうしても疑いへと傾いてしまう心を観ているのは哀しかったです。
そして、失った愛に嘆く姿には観ている方も胸が痛くなりました。
ただし、私が一番キツかったのは、広瀬すずさん演じる泉ちゃんの痛々しいシーンです。
出だしの衝撃的な殺人現場よりもショックでした。
（翌朝の悪夢になってしまいました(T_T)）
観終った時、今は原作を手に取るパワーは出ませんけど、そのうちチャレンジしてみようと思った1本です。
監督：李相日 出演：渡辺謙 森山未來 松山ケンイチ 綾野剛 広瀬すず 宮崎あおい 妻夫木聡 ピエール瀧 三浦貴大 佐久本宝 高畑充 原日出子 池脇千鶴
2016年 日本
（20161028）
→公式サイトはこちらへ http://www.ikari-movie.com/
1年前に東京で起きた殺人事件が未解決事件としてテレビ番組で放送されました。
犯人の男は特定されていましたけど、未だに行方は分かりません。
警察では整形で顔を変えている可能性も考慮しながら視聴者からの情報を待っていました。
その番組と同じ頃、東京と千葉、そして沖縄に素性の知れない男たちが現れます。
男たちはそれぞれに犯人と似通った顔立ちをしていて、彼らと親しくし始めていた人々は
もしかしたら犯人ではないかと疑い始めました。
それにしても、胸が痛くなるような作品ですね。
殺人事件から始まりますけど、基本的には信頼する心を問うような物語です。
ある人は信頼できずに愛する人を失い、
ある人は信頼できなかったことを後悔して信頼を取り戻そうと必死になり、
ある人は信頼していたのに裏切られたと感じ、相手に憎しみを覚えます。
そして、誰もが信頼の踏み絵に失敗したと感じていました。
物語もさることながら俳優陣の演技も凄かったです。
どのキャラクターも失くすギリギリのところにある優しい心と、新たに生まれた疑いの心で揺れています。
どうしても疑いへと傾いてしまう心を観ているのは哀しかったです。
そして、失った愛に嘆く姿には観ている方も胸が痛くなりました。
ただし、私が一番キツかったのは、広瀬すずさん演じる泉ちゃんの痛々しいシーンです。
出だしの衝撃的な殺人現場よりもショックでした。
（翌朝の悪夢になってしまいました(T_T)）
観終った時、今は原作を手に取るパワーは出ませんけど、そのうちチャレンジしてみようと思った1本です。
監督：李相日 出演：渡辺謙 森山未來 松山ケンイチ 綾野剛 広瀬すず 宮崎あおい 妻夫木聡 ピエール瀧 三浦貴大 佐久本宝 高畑充 原日出子 池脇千鶴
2016年 日本
（20161028）
→公式サイトはこちらへ http://www.ikari-movie.com/