記事がちょっと戻ります^_^;
毎年楽しみにしているお祭り4日目です。
今日はマレーシア、ドイツの2本の作品にチャレンジして来ました！
毎年楽しみにしているお祭り4日目です。
今日はマレーシア、ドイツの2本の作品にチャレンジして来ました！
- その他
1本目は『アケラット－ロヒンギャの祈り』です。
タイ国境に近いマレーシアの小さな町で働く少女が、ロヒンギャ民族への違法行為に関わってしまう物語です。
台湾への留学を夢見る少女フイリン（ダフネ・ロー）は、必死に働いて貯めたお金を
ルームメイトに持ち逃げされてしまいました。
失意で途方に暮れた彼女は、知り合いを頼って裏の仕事に手を出し始めます。
それはミャンマーから逃れてきたロヒンギャ民族の人身売買を行なっているボスの補助でした。
最初はボスの真似をして、ロヒンギャの人々に命令を下すことを楽しむように行動していたフイリンですけど、
ボートで運ばれて来た商品予定者たちが逃げ出したことから、状況は一変します。
自分の行為の恐ろしさを自覚した彼女は組織から逃げ出し、自分も追われる身になります。
次第に追い詰められていく展開は観ていて胸が痛くなりました。
この少女がどんな結末を迎えるのかは描かれていません。
でも、せめて未来へと続く道が見つけられたら…と無事を祈った1本です。
監督：エドモンド・ヨウ 出演：ダフネ・ロー ハワード・ホン・カーホウ ルビー・ヤップ ジョニー・ゴウ ウォン・ジュン・ヤップ
2017年 マレーシア 原題：AQÉRAT /We the Dead
→公式サイトはこちらへ http://www.goodmovemedia.com/aqerat.html
→東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=1
追伸
この作品は第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しました！
また、主演のダフネ・ローさんは東京ジェムストーン賞を受賞しました！おめでとうございます☆
2本目は『さようなら、ニック』です。
『ハンナ・アーレント』のフォン・トロッタ監督が今回は路線を変更して、現代女性たちを描いたドラマです。
突然、夫ニックに離婚を言い渡された妻ジェイドの元へ、夫の元妻マリア（カッチャ・リーマン）がやってきます。
婚前契約により、今ジェイドが住んでいる家の権利を半分持っていると言うのです。
ニックは既に新しい恋人と住む新居を購入し始めているし、家の中はマリアに乱されていきます。
トップモデルからデザイナーへ転身しようと事業を立ち上げた矢先の出来事に、
ジェイドは怒りを爆発させるしかありませんでした。
ジェイドとマリアの共通点はニックの元妻であること。
しかも自分が40歳に近付いてきた時、20代の若い女性に取られたということだけで、
インテリアや食事の好みは全く合いません。
しかも、事業資金にするために家を売りたいジェイドに対して、マリアはこの家に住むことに固執します。
お互いに頑固な大人だけあって、歩み寄る気配は無し。
このままどうなってしまうのだろうと心配になってしまいました^_^;
でも、はやりどちらもそれなりの苦労をしている大人なので、お互いの気持ちに理解を示します。
そして、とうとう二人がタックを組んだ時、ニックへ向けた言葉にはニッコリしてしまいました。
観終った時、前向きな大人の生き方はやっぱりかっこ良くなきゃねと思った1本です。
監督：マルガレーテ・フォン・トロッタ 出演：イングリッド・ボルゾ・ベルダル カッチャ・リーマン ハルク・ビルギナー フレドリック・ワーグナー
2017年 ドイツ 原題：Forget About Nick
→東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=7
追伸
『アケラット－ロヒンギャの祈り』は見事、第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しました！おめでとうございます☆
タイ国境に近いマレーシアの小さな町で働く少女が、ロヒンギャ民族への違法行為に関わってしまう物語です。
台湾への留学を夢見る少女フイリン（ダフネ・ロー）は、必死に働いて貯めたお金を
ルームメイトに持ち逃げされてしまいました。
失意で途方に暮れた彼女は、知り合いを頼って裏の仕事に手を出し始めます。
それはミャンマーから逃れてきたロヒンギャ民族の人身売買を行なっているボスの補助でした。
最初はボスの真似をして、ロヒンギャの人々に命令を下すことを楽しむように行動していたフイリンですけど、
ボートで運ばれて来た商品予定者たちが逃げ出したことから、状況は一変します。
自分の行為の恐ろしさを自覚した彼女は組織から逃げ出し、自分も追われる身になります。
次第に追い詰められていく展開は観ていて胸が痛くなりました。
この少女がどんな結末を迎えるのかは描かれていません。
でも、せめて未来へと続く道が見つけられたら…と無事を祈った1本です。
監督：エドモンド・ヨウ 出演：ダフネ・ロー ハワード・ホン・カーホウ ルビー・ヤップ ジョニー・ゴウ ウォン・ジュン・ヤップ
2017年 マレーシア 原題：AQÉRAT /We the Dead
→公式サイトはこちらへ http://www.goodmovemedia.com/aqerat.html
→東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=1
追伸
この作品は第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しました！
また、主演のダフネ・ローさんは東京ジェムストーン賞を受賞しました！おめでとうございます☆
2本目は『さようなら、ニック』です。
『ハンナ・アーレント』のフォン・トロッタ監督が今回は路線を変更して、現代女性たちを描いたドラマです。
突然、夫ニックに離婚を言い渡された妻ジェイドの元へ、夫の元妻マリア（カッチャ・リーマン）がやってきます。
婚前契約により、今ジェイドが住んでいる家の権利を半分持っていると言うのです。
ニックは既に新しい恋人と住む新居を購入し始めているし、家の中はマリアに乱されていきます。
トップモデルからデザイナーへ転身しようと事業を立ち上げた矢先の出来事に、
ジェイドは怒りを爆発させるしかありませんでした。
ジェイドとマリアの共通点はニックの元妻であること。
しかも自分が40歳に近付いてきた時、20代の若い女性に取られたということだけで、
インテリアや食事の好みは全く合いません。
しかも、事業資金にするために家を売りたいジェイドに対して、マリアはこの家に住むことに固執します。
お互いに頑固な大人だけあって、歩み寄る気配は無し。
このままどうなってしまうのだろうと心配になってしまいました^_^;
でも、はやりどちらもそれなりの苦労をしている大人なので、お互いの気持ちに理解を示します。
そして、とうとう二人がタックを組んだ時、ニックへ向けた言葉にはニッコリしてしまいました。
観終った時、前向きな大人の生き方はやっぱりかっこ良くなきゃねと思った1本です。
監督：マルガレーテ・フォン・トロッタ 出演：イングリッド・ボルゾ・ベルダル カッチャ・リーマン ハルク・ビルギナー フレドリック・ワーグナー
2017年 ドイツ 原題：Forget About Nick
→東京国際映画祭のサイトはこちらへ http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=7
追伸
『アケラット－ロヒンギャの祈り』は見事、第30回東京国際映画祭の最優秀監督賞を受賞しました！おめでとうございます☆