今日は新居へ引越の日です。
妻と年頃の娘&息子と共に念願の一戸建てへ越してきた犬屋敷壱郎(木梨憲武)は、
満面の笑顔を家族に向けました。
しかし、家族は近所の豪華な家と比べてがっかりし、日当たりが悪いとか狭いとか文句ばかり。
一家の大黒柱なのに家族から頼りないと嫌われている彼は、家族が外食へ行く中
ひとり家に残されて用意したお寿司を食べる羽目になりました(-_-)
ある日、犬屋敷は家へ迷い込んできた犬を見つけました。
その犬を見た妻の万理江(濱田マリ)は、すぐに捨ててきて!と彼を睨み付けます。
それでも、家の中で唯一自分に寄り添ってくれる犬を捨てることが出来ず、こっそりと買い始めました。
でも、とうとう飼っていることがバレテしまい、捨てなくてはならない状況になってしまいます。
犬屋敷が首輪からリードを外しても、犬は飼い主の彼の後を追いかけてきます。
泣きながら犬から逃げて公園へ入った彼は、間も無く轟音と光に包まれて意識を失ってしまいました…
それにしても、飛びながら闘うシーンの迫力はさすがですね~
高層ビルの爆発とか瓦礫の中に倒れた人々とか、あんまり観たくないシーンもあったのですけど、
必死の攻防を繰り広げる展開とバックに流れる風景には見入ってしまいました。
特に決戦の地は新宿なので、何となく見知った場所が登場するのが楽しかったです。
ただし、獅子神のお母さんはあんなに悲しい目に合うのに、浮気をして家を出た父親が
新しい家庭で幸せに暮らしているのは、ちょっと不公平過ぎると思ってしまいました(T_T)
そう言えば、主人公の犬屋敷さんも、家庭での立場は酷かったですね。
(会社でのミスを見る限りは、上司に怒られても仕方ない気がしますけど^_^;)
そんな抑圧された日々を送る二人が対照的な行動を取り始めるのは興味深かったです。
あと、主演の二人は本当にキャラクターにぴったりですね。
とてもくたびれたオーラの犬屋敷さんと、
いつも睥睨しているような視線のクールな獅子神くんが体現されていて面白かったです。
突っ込みどころは満載なのですけど、コミックだしまあいいかと思いながら観ていました。
観終った時、自分勝手な父親を持つと子供は苦労するなあとしみじみと感じた1本です。
監督:佐藤信介 出演:木梨憲武 佐藤健 本郷奏多 二階堂ふみ 三吉彩花 福崎那由他 濱田マリ 斉藤由貴 伊勢谷友介
2018年 日本
(20180513)
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公式サイトはこちらへ http://inuyashiki-movie.com/追伸
半分眠りながら書いていたのか、途中の文が飛んでいましたm(__)m 今、修正しました!
(22:22)