1992年に大ヒットしたアニメを実写化した夢と魔法の溢れるファンタジーです。
予告編を観て楽しそうだなあと気になっていました。
ジーニー役のウィル・スミスが大活躍のワクワクするファンタジーでした(^^)
アラジン(メナ・マスード)はアグラバーの街で暮らす少年です。
貧しいながらも、いつかは豪華なお城で働きたいという夢を持っています。
両親を亡くして家族は無いですけど、猿のアブーを相棒に笑顔で街中を駆け巡っていました。
ある日、アラジンは街中でひもじそうな幼子にパンを与えた身なりの良い少女ジャスミン(ナオミ・スコット)を見かけます。
彼女はお金を持っていないのに、店頭の商品であったパンを勝手に渡してしまったのです。
アラジンは怒る店主に笑顔で仲裁に入ると、彼女の着けていた豪華な腕輪を店主に渡して取り成しました。
アラジンは不信顔のジャスミンの手を取るとそのまま背を向けて早足で歩き始めました。
その後姿を見送った店主は得をしたとニヤリと笑います。
でも、店主が腕輪を改めようとポケットに手を入れると、そこに腕輪はありませんでした。
それにしても、やっぱりジーニーが大活躍ですね~
しかも、前作よりも存在感が増している気が… さすがはウィル・スミスでした(^^ゞ
前作と雰囲気が変わったのはジャスミンのキャラクターです。
もっと現代的な女性になっていて、心の強さを発揮していました。
彼女の歌い上げる「スピーチレス~心の声」は心に沁みました。
魔法に目が眩んで弱さを見せたアラジンが次第に自分を取り戻していく展開や、
ジーニーの心優しさがにじみ出るシーンも良かったです。
空飛ぶじゅうたんがとても可愛くて、ああこんな子だったと思い出しました。
もちろん「ホール・ニュー・ワールド」が登場する名シーンは実写でも最高でした(^^)
観終わった時、これはリピーターが出るのも解るなあと感じた1本です。
監督:ガイ・リッチー 出演:ウィル・スミス メナ・マスード ナオミ・スコット マーワン・ケンザリ ナヴィド・ネガーバン ナシム・ペドラド ビリー・マグヌッセン
2019年 アメリカ 原題:ALADDIN
(20190625)
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公式サイトはこちらへ https://www.disney.co.jp/movie/aladdin.html