実家から東京へ出てきて一人暮らしをしている鈴木静香(三吉彩花)は、
おしゃれな服装に身を包み颯爽と有名企業で働いているOL。
キラキラ輝いている反面、自分を出せない息苦しさもちょっと感じるような日々を送っています。
ある日、姉が友人の結婚式のために上京してきて、静香へ小学生の娘の子守を頼んできました。
仕方なく引き受けた静香は姪と共にイベント会場へ向かいます。チケットを偶然に拾っていたのです。
その中で、姪が興味を示したマーチン上田(宝田明)の催眠術のブースへ入ると、
姪はミュージカルが上手くなりたいと希望します。
そして、マーチンが姪にかけている催眠術を一緒に見つめていた静香は、
音楽を耳にした瞬間から踊って歌わずにはいられない体質になっていました。
それにしても、軽やかなコメディですね♪
予告編で楽しそうなシーンを何度も観ているのに、やっぱり可笑しくて笑ってしまいました~
ミュージカルのスイッチが入った後にとても軽やかに踊っているシーンがとても気持ちよかったです。
主人公はミュージカル体質になった自分をどうにか元に戻したいと思っているのですけど、
歌とダンスで夢中になっている時が一番輝いているのですよね。
中でも、悪そうな男たちに絡まれている時に踊りだすシーンは、思わず拍手しそうでした(^^)
あと、街に様々な音楽が流れていることに改めて気付かされました。
人の歴史の中では音楽が特別なものだった時代が長かったはずなのに、
人へ伝える手段にメロディが入っているのが普通になっています。
これほど音楽が身近になっていたのかと、ちょっとビックリでした。
踊りたくなっちゃうような催眠術にかかっていたら、現代の街中ほど危険なところはありませんね(^^ゞ
旅で出会う様々な人たちも楽しかったです。
(特に「ウェディング・ベル」を歌ったストリートミュージシャンは凄いです。)
観終わった時、懐かしい曲がいっぱいだったなあと思うのと同時に、
これって今の若い人はわからない曲が多いかもとちょっと思った1本です。
監督:矢口史靖 出演:三吉彩花 やしろ優 chay 三浦貴大 ムロツヨシ 宝田明
2019年 日本
(20190819)
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