アナと雪の女王2

昨年から大ヒットを続けている『アナと雪の女王』の第2弾を字幕版でようやく観てきました。
前作で自分の力に目覚めた女王エルサには、そもそもなぜ不思議な力があるのか？を描いています。
パワーあふれる歌と美しい映像に最後まで引き込まれるような作品でした。

自分の力を自他ともに認めて王国に平和をもたらしたエルサは落ち着いた日々を送っていました。
ある日のこと。エルサは遠くから美しい歌声が響いてくることに気付きます。
自分にしか聞こえないその声は、まるでエルサを呼び寄せているようでした。

不穏な予感を抱いたエルサは誘うような声を無視しようとしますけど、
ついに抑えられなくなって自分のパワーを爆発させてしまいます。
すると天変地異が起き始め、住民たちは必死に高台へ逃げ出すことに…
原因が不思議な声にあると感じたエルサは、声の呼びかけに答える決心をしました。

それにしても、相変わらず美しい映像ですね～
氷も水も映像で描くのは難しいと思うのですけど、
スクリーンで観ているとその美しさに引き込まれそうです。
特に水の精の化身のような馬が本当にきれいで、疾走するエルサがとてもカッコ良かったです(^^)

物語は過去の出来事へと向かいます。
過去に何が起きたのか。なぜエルサは不思議なパワーを持って生まれたのか。
そして、両親がなぜ危険な旅に出たのか。
全ての謎が明らかになった時、問題を解決するには過去を正さなくてはならないと
エルサとアナは悟ります。

彼女たちが生まれる前に起きた恐ろしい出来事が姉妹の人生をこれほど大きく動かしていたとは…

罪とは自分だけでなく子々孫々まで人生を狂わせます。本当に重いものですね。
せめて、罪を清算する役目を負ったのが助け合って頑張れるエルサとアナ姉妹で良かったです。
そして、二人が命を懸けた先にあるものが、希望で良かったなと感じました。

この美しい作品を大きなスクリーンで観ることが出来て良かったです。
観終わった時、今度は吹替版でも観なくちゃと思った1本です。



監督：クリス・バック　ジェニファー・リー　声の出演：クリステン・ベル　イディナ・メンゼル　ジョナサン・グロフ　ジョシュ・ギャッド
2019年　アメリカ　原題：Frozen II
（20200116）

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