森アーツセンターギャラリーで7月15日から開催されている美術展です。
江戸時代の人たちの食文化や食に対する情熱が伝わってくるような楽しい美術展でした(^^)
第1章 季節の楽しみと食春夏秋冬の楽しそうな場面や日常の場面を描いた浮世絵が揃っています。
どの絵にも美味しそうな食べ物が添えられていて、食の文化がさりげなく伝わってきます。
あと、歌舞伎の芝居小屋を描いた浮世絵も面白かったです。
浮世絵と言えば幕の内弁当ですね(^^)
第2章 にぎわう江戸の食卓食材やテーマごとにまとめられた展示で、観やすくて楽しかったです。
江戸の人々の食への愛が伝わってきます。レシピも展示してあって分かりやすかったです。
食べ物を囲んだ人々の楽しそうな雰囲気も、美味しそうに抓んでいる愛嬌のある姿も良かったです。
このコーナーを観ていると、江戸の人々って本当に美味しいものを食べるのが好きなのだなと感じました。
第3章 江戸の名店お膳を運んでいる女性たちを描きつつさりげなく店の宣伝をしている浮世絵や
人気の歌舞伎役者と共に店名と人気料理を描いている浮世絵など、
広告ポスターのような使われ方をしている浮世絵が集められていて面白かったです。
有名どころの役者が揃っていて、歌舞伎に詳しかったらもっと楽しめるだろうなと感じました。
第4章 旅と名物歌川広重や葛飾北斎たちの描いた東海道をはじめとする五街道の宿の浮世絵を展示しているコーナーです。
旅の楽しみもやっぱり食なのですね~
旅人の姿がメインですけど、さりげなく食べ物が登場していて面白かったです。
ちょっと時間が空いたからチャレンジしてみた美術展でしたけど、とてもいい時間を過ごせました。
食べ物の話題は昔も今も人気の話題なのだなと実感しました。
あと、江戸の人々の食への情熱にも触れられて楽しかったです。
私ももっと食を楽しまなくちゃとちょっと反省した美術展でした(^^ゞ
(20200729)
→
公式サイトはこちらへ https://oishii-ukiyoe.jp/