太田記念美術館、日本浮世絵博物館、平木浮世絵財団のコレクションを一堂に会することができる美術展です。
東京都美術館で9月22日まで開催なので、もう終わってしまう!と慌てて観てきました。
(もう、予約は終わってしまったようですね…)
浮世絵の歴史を改めて学べるような充実した美術展でした(^^)
第1章 初期浮世絵初期の浮世絵のコーナーです。
モノクロの「墨摺絵」から始まり、様々な方法で色が付き始めると少しずつ色数が増えていきます。
この頃から歌舞伎役者の絵も登場していて、浮世絵と歌舞伎は切り離せない存在なのだなと感じました。
第2章 錦絵の誕生鈴木春信の登場です。この人の創り出す繊細で美しい浮世絵には、いつ出会っても見入ってしまいます。
今回はじっくり観ることが出来たので、蚊帳の繊細な表現にびっくりして目が点になりました。
第3章 美人画・役者絵の展開大首絵の登場です。表情豊かな役者絵は観ていて楽しいです。
特に謎多き絵師の東洲斎写楽の大首絵は見応えがあります。
美しい着物を着こなした美人画も素敵で楽しかったです♪
第4章 多様化する表現美しい美人画がさらに繊細さも美しさも表情の表現方法もパワーアップしていて、
改めて浮世絵の進化を感じたコーナーです。
葛飾北斎の絵も登場して、全体的に見応えがありました。
第5章 自然描写と物語の世界葛飾北斎と歌川広重の風情のある景色の絵がたくさんありました。
深い青色が鮮やかで、うっとりしながら観ていました。
あと、歌川国芳の可笑しな絵も久々に見ることが出来て楽しかったです。
それにしても、浮世絵展は点数が多いですね~
しかも、小さめで細かいものもあるのでじっくり観たくなります。
何となく人の流れに乗って観ていたら、3時間も過ぎていました。
改めて、浮世絵って人気があるのも分るなあと実感した美術展でした(^^)
(20200912)
→
公式サイトはこちらへ https://ukiyoe2020.exhn.jpところで、この美術展のサイトから「浮世絵ジェネレータ」という
浮世絵で遊べるサイトへ行くことが出来ます。
楽しくて何度も遊んでしまいました(^^ゞ
→
浮世絵ジェネレータのサイトはこちらへ https://ukiyoe2020.exhn.jp/ukiyoenerator/