秦建日子著の同名小説を佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊の共演で映画化したサスペンスです。
原作は未読ですけど、この俳優陣なら観てみたいなとチャレンジしてみました。
原作は未読ですけど、この俳優陣なら観てみたいなとチャレンジしてみました。
- さ行
師走も間近になった12月24日のこと。テレビ局へ爆弾予告の電話が入ります。
悪戯だと考えたテレビ局は、とりあえず下っ端ディレクター、高沢（金井勇太）と来栖（井之脇海）を
予告場所の恵比寿へと向かわせました。
恵比寿のベンチに着いた二人は、指定のベンチに座っていた主婦・山口アイコ（石田ゆり子）から
犯人の指示として、一人はベンチで時間まで映像を撮り続けること、
もう一人は彼女と一緒に指定場所へ移動することを告げられます。
そして、ベンチに座った高沢を残したまま、来栖はアイコに急かされるように立ち去りました。
それにしても、緊迫感のある作品でした。
犯人の目的は何か。本当に爆弾は仕掛けられているのか。
そして、犯人はどうやってこの事件を終わりにするのか。
この謎がずっと頭の中を過っていました。
事件の前後に見え隠れする男たち・朝比奈（佐藤浩市）と須永（中村倫也）も意味深で怪しかったです。
彼らはこの事件にどんな役目を与えられているのだろうと考えながらスクリーンを見つめていました。
そして、何と言っても渋谷スクランブル交差点のシーンが凄かったです～
このシーンは大きなスクリーンで観ると観ないではインパクトが全く変わるかも知れません。
自分だけは大丈夫という根拠のない安心感はやっぱり幻想なのねと打ちのめされるような破壊力です。
作り手の心意気が伝わってくるようなシーンでした。
今もどこかで続いている戦争の痛ましさを決して忘れてはいけないよと伝えてくれるような作品でした。
観終わった時、こういう作品がきちんと公開される国にいられて良かったと感じた１本です。
監督：波多野貴文 出演：佐藤浩市 石田ゆり子 西島秀俊 中村倫也 広瀬アリス 井之脇海 勝地涼 毎熊克哉 野間口徹 財前直見 鶴見辰吾
2020年 日本
（20201209）
→ 公式サイトはこちらへ https://silent-tokyo.com/
悪戯だと考えたテレビ局は、とりあえず下っ端ディレクター、高沢（金井勇太）と来栖（井之脇海）を
予告場所の恵比寿へと向かわせました。
恵比寿のベンチに着いた二人は、指定のベンチに座っていた主婦・山口アイコ（石田ゆり子）から
犯人の指示として、一人はベンチで時間まで映像を撮り続けること、
もう一人は彼女と一緒に指定場所へ移動することを告げられます。
そして、ベンチに座った高沢を残したまま、来栖はアイコに急かされるように立ち去りました。
それにしても、緊迫感のある作品でした。
犯人の目的は何か。本当に爆弾は仕掛けられているのか。
そして、犯人はどうやってこの事件を終わりにするのか。
この謎がずっと頭の中を過っていました。
事件の前後に見え隠れする男たち・朝比奈（佐藤浩市）と須永（中村倫也）も意味深で怪しかったです。
彼らはこの事件にどんな役目を与えられているのだろうと考えながらスクリーンを見つめていました。
そして、何と言っても渋谷スクランブル交差点のシーンが凄かったです～
このシーンは大きなスクリーンで観ると観ないではインパクトが全く変わるかも知れません。
自分だけは大丈夫という根拠のない安心感はやっぱり幻想なのねと打ちのめされるような破壊力です。
作り手の心意気が伝わってくるようなシーンでした。
今もどこかで続いている戦争の痛ましさを決して忘れてはいけないよと伝えてくれるような作品でした。
観終わった時、こういう作品がきちんと公開される国にいられて良かったと感じた１本です。
監督：波多野貴文 出演：佐藤浩市 石田ゆり子 西島秀俊 中村倫也 広瀬アリス 井之脇海 勝地涼 毎熊克哉 野間口徹 財前直見 鶴見辰吾
2020年 日本
（20201209）
→ 公式サイトはこちらへ https://silent-tokyo.com/