昨日は帰宅途中に雨が降り出し、傘を買うか雨宿りするかを考えて
結局、雨宿り代わりに映画館に入ってしまいました(^^ゞ
最近、重い作品が続いたので、
(『麦の穂をゆらす風』と『キング 罪の王』です。まだ、コメント書けていません…)
丁度始まるところだったこの作品を観てきました。

夢みる少女のまま大人になったサユリ(中谷美紀)は、恋に縁遠い女の子。
地味な服装で長崎市役所に勤務する日々を送っている。
彼女の密かな楽しみは、出会った男性につけている“王子様ランキング”だ。
その不動の1位は、出会った時から想い続けている先輩の聡史(大沢たかお)。
彼は東京でライティングの仕事をしている成功者で
彼女にとってはとても遠い存在になっていた。
そんな彼が久しぶりに帰郷し部の同窓会にも出席することを知ったサユリは
精一杯のおしゃれをして会場へと向かう。
偶然に乗り合わせた電車の中で先輩と再会したサユリだったが、想いは告げられなかった…

な、なんというか… どう頑張っても中谷美紀さんは美人に見えてしまうのです(^^ゞ
スタイルが良いから、地味な服も素敵に着こなしてしまうし…

まあ、それは置いといて、本当にコミカルで楽しかったです。
サユリの妄想から出現するリスボンの街並みは素敵だったし、
サユリを応援する幼なじみ(佐藤隆太)や家族(小日向文世、YOU、阿部力)もいい感じで
ところどころでホロリとさせたり、笑わせてくれたりしました。
(佐藤隆太さんが演じる幼なじみをからかうYOUさんは面白かったです(^^))

そして、サユリが感情を爆発させて、恋する不安を家族にぶつけるところあたりから
サユリが理解できるかも…と思いながら観ていました。
全てが共感できるキャラクターではありませんが、恋に一途に生きてきた彼女は
やっぱりかわいくて綺麗に見えました。

サユリの姿に、実はファッションの要は髪の毛かも??と思った1本です。


(061115)