ラストの謎解きが面白かったです~

空港の待合室に一人で待っている青年がいた。
彼に車椅子の男(ブルース・ウィリス)が語りかける。
青年は不審に思うが、次第に車椅子の男の話に聞き入っていた。
一方、不運続きの青年スレヴン(ジョシュ・ハートネット)は友人の家にいた。
職を無くし、アパートはシロアリのために取り壊しになり、恋人にも裏切られて
とうとう友人宅へと転がり込んだのだ。
おまけにここへ来る途中に強盗に遭い、鼻を殴られて財布も盗まれていた。
そんな彼が来たのに、何故か友人宅はもぬけの殻になっていた。
隣の部屋に住むリンジー(ルーシー・リュー)と仲良くなったのも束の間、
スレヴンは友人を訪ねて来た不審な男2人組に連れ去られてしまった…

友人を訪ねてくる謎の男たち。
彼らは何者なのか。そして何故スレヴンを友人と間違えているのか…

過去に起きた競馬の八百長と殺人事件。
敵対するマフィアの抗争とマフィアを監視する警察。
ストーリーが進んでいくにつれて、込み入った謎が段々と解かれていきます。
用意周到にかけられた罠が核心に近づくにつれて凄みを増してきて、ちょっと怖かったです。

また、最初から最後までジョシュ・ハートネットの魅力がいっぱいでした!
優しさが溢れるようなシーンや復讐に取り付かれた様など
いろいろな表情をみせてくれました。
地味な雰囲気もありますけど、やっぱりカッコいい人なのだなあと思ってしました(^^ゞ

謎がいっぱいのクライム・サスペンスが好きな人にはおすすめの1本です!


(061221)