ジャッキー・チェン&クリス・タッカー主演のアクション・コメディ第三弾。
今回も笑いどころがいっぱいでした(^^ゞ

騒動を起こして刑事から制服警官へと格下げになったカーター(クリス・タッカー)は
今日も音楽のリズムに身を任せながら、めちゃくちゃな交通整理をしていた。
交通事故をきっかけにかわいい女の子と知り合いになれたカーターは、
早速、リー(ジャッキー・チェン)を誘おうとする。
しかし、リーは中国大使の護衛中だった。リーはカーターからの電話を素気無く切ってしまう。
その日、大使は世界会議で中国マフィアを摘発する秘密事項を公表しようとしていた。
会議の壇上でまさに話そうとした瞬間、向かいのビルから狙撃されてしまう。
すぐに犯人を追いかけ始めたリーは、なんとか犯人を追い詰めることができた。
だが振り返った犯人は、リーが子供の頃に弟のように可愛がっていたケンジ(真田広之)だった…

1と2はもちろん観たのですけど、あんまり覚えていなかったです。
でも大丈夫!ちょっと前作を引きずっている会話もありますけど、あまり気にならなかったです(^^ゞ

出だしはクリス・タッカーの独壇場!
見かけはかなりお肉が付きました… でも、あの早口と声の高さは健在です。
勘違いのノリも可笑しくて、無条件に笑わせてくれました。
また、真面目なのにカーターに引っ張られて、
相変わらずお茶目になってしまうリー(ジャッキー)も楽しかったです。

今回の敵役は真田さん!やっぱり強そうでした~(なんと言っても一番の武器は刀ですもの)
英語をしゃべりつつリーとの親密な会話は日本語になるという演出もちょっと面白かったです。

実は意外に活躍したのが、パリのタクシー運転手さん。
事件の舞台がアメリカからパリに移動して、空港から乗るタクシーの運転手さんなのですけど、
本当にスパイ並みに大活躍でした(笑)
最初に無理やりアメリカ国家を歌わせたりしてたので、フランス人なのに大丈夫??と思っていたら、
最後には影の主役か!?くらいになっていました(^^ゞ

かるーく楽しいものを観たいなあという時にはぴったりの1本です。

監督:ブレット・ラトナー 出演:ジャッキー・チェン クリス・タッカー 真田広之
2007年製作 アメリカ 原題:RUSH HOUR 3
(070805)