『ナショナル・トレジャー』シリーズがアドベンチャーランドだったら、
この『ルイスと未来泥棒』はトゥモローランドの楽しさでした(^^)

養護院で育ったルイスは発明好きな男の子。
夢中になると寝食を忘れるほどで、大切な養父母候補との面接の約束をも忘れてしまう(^^ゞ
発明に失敗しても、新しいアイディアを考えては次々と発明を行なっていた。
今は、科学コンテストで発表するための発明品に夢中だ。
今回の発明品は、なんと過去の記憶を見る機械!
赤ちゃんの頃の記憶にあるはずのママの顔をもう一度見てみたかったのだ。
コンテストの当日、発明品を手に急ぐルイスの前に不思議な男の子ウィルバーが現れた。
彼はルイスに“山高帽の男に注意”と警告をしてきた…

ものすごく体力の無かった年末に、でも何か観たいなあと思って観て来てしまいました(^_^.)
ピクサーではないディズニーのアニメ作品です。
原作はウィリアム・ジョイスの絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」だそうです。
作品の年齢層としては『チキンリトル』に近いでしょうか。

ルイスがウィルバーと共に未来へ行き、自分の運命を決めるような出会いをします。
物語について考え始めると突っ込みどころは満載ですけど、気にしてはいけません。
なんて言ったってSFではなく、童心に帰って楽しむファンタジーなのです~
頭が何にも働かなかった私にはぴったりでした(^^ゞ

それにしても登場人物の多いこと!
現代でのルイスは養護院で育った子供で、ルームメイトの男の子と養護院の先生くらいしか登場しませんが、
未来に行くとウィルバー少年の大家族が出て来ます。
大きな敷地に建つ大きな家に、祖父とたくさんの叔父伯母たち、そして少年ウィルバーが集うと
食事も楽しそうで本当に賑やかです。
正直たくさん過ぎてついていけなかったですけど、それもまた可笑しかったです~

ラストの展開には、そこまでありですか?とも思ってしまいましたけど
“夢を現実にするのは人である”って素敵な言葉ねと頷いていた1本です(^^)

監督:スティーヴン・J・アンダーソ
2007年製作 アメリカ 原題:MEET THE ROBINSONS
(071230)