予告編を観て面白そう!と思って観て来ました。
主人公たちが一瞬にして移動していく映像が楽しかったです。

デヴィッドはちょっと内向的な15歳の高校生。父はアル中、母は5歳の時に家を出たきりだった。
彼はずっと好きだった幼なじみのミリーに、彼女が好みそうなプレゼントを渡す。
だが意地悪なガキ大将に見られてプレゼントを取り上げられた上、氷の張った湖上へ投げられてしまった。
デヴィッドはミリーが止めるのも聞かず、怒りに駆られて氷の上までプレゼントを取りに向かった。
だが、彼が大丈夫と振り向いた途端、氷が割れて湖へ落ちてしまう。
デヴィッドは水中で苦しんでいたのだが、ふと気が付くと図書館へ移動していた…

世界中のどこへでもテレポートできる“ジャンパー”と
“ジャンパー”の撲滅を信条とする謎の集団パラディンとの戦いを描いたSFアクションです。
原作はスティーヴン・グールドの同名小説で、上下巻ある長編SFです。
映画は世界を駆け巡る攻防をスピード感のある映像で描いたゲーム感覚の作品になっていました。

主人公たちがどんどん移動していく映像が面白かったです~
もちろんスフィンクスの上や時計塔の上にも飛んでいけますけど、
本当に気軽にジャンプを使うデヴィッドは、玄関を開ける替わりにも
テレビのリモコンに手が届かなかった時にもジャンプします。
随分と横着しているなあと思いつつも、ちょっと楽しそうでした(^^ゞ

でも、そんな楽しい日々もパラディンに見つかったことで逃亡生活へと急展開します。
ミリーとの再会、同じくジャンパーのグリフィンとの出会い、そしてパラディンとの死闘。
もう、目まぐるしく場面は移動し、武器もどんどん派手になり、
アクション全開!という感じになって行きました(^^ゞ

それにしても、役者を集めてますね~
主人公デヴィッドにヘイデン・クリステンセン、ジャンパー仲間のグリフィンにジェイミー・ベル、
狂信的にジャンパーを狩る集団パラディンの一味にサミュエル・L・ジャクソン、
そして、デヴィッドが5歳の時に家を出て行った母親にダイアン・レインです。
さすがにみなさん役に似合っていました(^^)

ストーリー的には、ええ~ここで見捨てていくのですか??と思うことも何度かありましたけど(笑)、
映像とアクションを楽しみたいなあと思う時にはぴったりの1本です。

監督:ダグ・リーマン 出演:ヘイデン・クリステンセン ジェイミー・ベル サミュエル・L・ジャクソン レイチェル・ビルソン ダイアン・レイン
2008年製作 アメリカ 原題:JUMPER
(080220)

追伸
この映画は試写会で観ました。公開は3月7日以降の予定です。(先行上映の予定もありです。)