銀行強盗が発生した。犯人グループは逃走用の車を用意させると、乗り込む前に人質たちに銃を連射し
崩れ落ちた遺体を後に車を発進させた。
このことから事件は通常の管轄から超法規的に事件を解決する秘密組織ワイルド7へと移管され
7人の若者が任務の遂行を命令される。
大型トラックとバイクで乗り込んだ7人はいきなり犯人の車を横転させて大破させると、
機関銃で抵抗する犯人たちへ次々と銃弾を撃ち込み始めた。
そして、犯人の最後の一人も倒れるのを見届けると、彼らは現場をそのまま残して去って行った…
観終わってから、予習していけばよかった~と思いました^^;
凶悪犯罪撲滅のため、作られた秘密組織ワイルド7の活躍を描いた物語です。
原作は1960年代から1970年代にかけて連載されたコミックです。
私は今回初めて知りましたけど、ドラマやOVAにもなった人気作のようです。
悪は悪で制すとの考えのもとに集められた元犯罪者集団ですけど、彼らにはいろいろな事情があったようです。
ただ、時間的に映画の中では詳しい背景はあまり説明されません。
私には顔と名前を何となく覚えるだけでも精いっぱいです^^;
家に帰って公式サイトを見たら、キャラクターの背景がちゃんと書いてあったので、
これを読んでから観ればもっと楽しめたかなと思いました。
でも、とりあえず主人公の飛葉(瑛太)やセカイ(椎名桔平)、そして飛葉に絡んでくるユキ(深田恭子)については
説明があるので物語にはついて行けました(^^ゞ
それにしても、みんな楽しそうに戦っていました~
主人公の飛葉だけはいつも暗そうな顔をしているのですけど、
それでも、みんなで信念を持って悪に向かっているぞという雰囲気でした。
“超法規的”というだけあって、何でもありの展開なのも面白かったです。
つっこみどころなど蹴散らしていくという感じです。
彼らがひとりひとり倒れても、最後はリーダー格の飛葉へ繋げて行こうとする展開には
お決まりなのですけど、ドキドキさせられてしまいました(^^ゞ
エンドロールに流れるお決まりの笑顔の映像も楽しかったです。
観終わった時、こういうスカッとする映画を観て年を越すのも楽しいだろうなと感じた1本です。
監督:羽住英一郎 出演:瑛太 椎名桔平 中井貴一 深田恭子 吉田鋼太郎 丸山隆平 阿部力 宇梶剛士 平山祐介 松本実 要潤 本仮屋ユイカ 中原丈雄
2011年 日本
(20111129)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/index.html追伸
この映画は試写会で観ました。公開は12月21日以降の予定です。