小山宙哉著の同名コミックを小栗旬&岡田将生主演で映画化した作品です。
この二人ならきっと楽しいだろうなあと原作は未読のままチャレンジしてみました。
子供の頃の夢に向かって進んでいく二人の姿にワクワクさせられるような物語でした~
そう言えば子供の頃、宇宙の図鑑を見て2012年はどんな生活をしているかなと想像したなあと
ちょっと思い出したりしました(^^ゞ
31歳の兄・南波六太[ムッタ](小栗旬)は自動車会社に10年間も勤めていましたけど、
嫌味な上司に頭突きをして会社を解雇されてしまいます。
一方の弟・南波日々人[ヒビト](岡田将生)は宇宙飛行士として注目を浴びていました。
そんな中、ムッタの元にJAXAから宇宙飛行士選抜試験の書類選考に受かったという通知が来ます。
兄が解雇されて再就職に翻弄していることを知ったヒビトが無断で応募をしていたのです。
驚いてアメリカにいるヒビトに電話をしたムッタは、俺はお前とは違うのだからと愚痴ってしまいました。
それを聞いたヒビトはムッタに2006年7月9日のテープを聴けと言い放つと電話を切ってしまいます。
仕方なくテープを探して聴き始めたムッタは、幼い頃にUFOに夢中になったことや
自分が弟と宇宙飛行士になると約束したことを思い出して胸が熱くなりました。
それにしても、やっぱり夢のある物語ですね~
幼い兄弟たちが目を輝かせながら星空を見上げて宇宙の話をする姿はとっても可愛かったです。
また、そのまま大きくなったようなヒビトの笑顔も楽しかったです。
そして、ムッタの弟を思う真剣な眼差しに、どうか二人の夢を叶えさせてくださいと願いながら
スクリーンを見つめていました。
今年は5月21日に金環日食が見られるのですよね。
子供の頃、図鑑を見ながら2012年に金環日食!と楽しみにしていたことを思い出しました(^^ゞ
この映画を観た子供たちが未来に向かいながら、自分の夢へ歩んでくれると素敵だなあと思った1本です。
監督:森義隆 出演:小栗旬 岡田将生 堤真一 麻生久美子 濱田岳 井上芳雄 新井浩文 塩見三省 吹越満 森下愛子 益岡徹
2012年 日本
(20120505)
→
公式サイトはこちらへ http://www.spacebrothers-movie.com/index.html