スティーヴ・カレル主演のコミカルなラブストーリーです。
昨年の公開時に観に行けなかったのでDVDでチャレンジしてみました。
冴えない中年男性が紆余曲折をしながら妻の愛を取り戻そうとする展開に、素直に楽しめる作品でした。
突然に現実を知らされた主人公の危機はなかなか大変でした~
妻に浮気されて深く傷つき、自己改革に挑んで愛を取り戻そうとする男の物語です。
美しい妻エミリー(ジュリアン・ムーア)と可愛い子供たちに囲まれて幸せだったキャル(スティーヴ・カレル)は
デートでディナーの最中に妻から離婚を考えていると言われ、実は浮気をしたと告白されます。
彼は妻の突然の告白を受け止められず、絶望で呆然としたまま、自分から家を出ると宣言します。
その足でお洒落なバーに乗り込んだ彼は、酔って妻の浮気についてくだを巻くばかりでした。
そんなキャルの姿を見かねたのは、毎晩バーでナンパをしていたジェイコブ(ライアン・ゴズリング)です。
彼はキャルのダサかったスタイルを変え、ナンパの手ほどきをし、新しい人生を見つけさせようとします。
その甲斐もあってキャルはカッコ良く変わっていきましたけど、心には何かが引っかかっていました。
それにしても、純情な主人公でした。
奥さんから浮気を告白されて、ショックを受けて自分から家出してしまうなんて泣けます~
そんなちょっと気の毒になってしまう主人公にスティーヴ・カレルはぴったりでした(^^ゞ
彼の奥さん(ジュリアン・ムーア)がつい浮気をしてしまう相手がケヴィン・ベーコンというのも分かる気が…
また、彼を改造していくジェイコブ役のライアン・ゴズリングがカッコいいです~
こういう役を演じていても、そんなに嫌な人間に見えないところがいいですね。
そして、そんなナンパなジェイコブを変えてしまうような恋の相手にエマ・ストーンなのも納得でした。
キャルの愛の行方は妻の浮気の行方だけでなく、息子の初恋や子供たちのベビーシッターの恋、
そして、ジェイコブが見つけた本当の愛の行方までも巻き込んで迷走して行きました^_^;
そんな展開もちょっと楽しく感じた1本です。
監督:グレン・フィカーラ ジョン・レクア 出演:スティーヴ・カレル ライアン・ゴズリング ジュリアン・ムーア エマ・ストーン マリサ・トメイ ケヴィン・ベーコン ジョン・キャロル・リンチ アナリー・ティプトン
2011年 アメリカ 原題:CRAZY, STUPID, LOVE.
(20120506)
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公式サイトはこちらへ tp://wwws.warnerbros.co.jp/crazystupidlove/index.html