ひとつのファイルを巡って誰もが信じられなくなっていきました。
南アフリカのケープタウンにあるCIAのセーフハウスから始まる物語です。
そのセーフハウスの管理人はマット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)です。
ほとんど使う者のいないセーフハウスの管理なんて、マットにとっては苦痛でしかありません。
また、この街で出会った恋人はパリへ転勤することになっていて、マットもパリへ行きたいと願っています。
でも、ほとんど業績を上げていない彼には華やかな都会への転勤など夢のまた夢という感じでした。
そんな時、突然にマットの管理していたセーフハウスに客が来ることになりました。
何年もの間、指名手配されていた元CIAのトビン・フロスト(デンゼル・ワシントン)です。
CIAのチームに連れられて入ってきたフロストにはすぐに尋問が開始されましたけど、
間も無く、謎の武装集団がセーフハウスを襲ってきました。
圧倒的な武力の前に、迎え出たCIAエージェントたちも次々と倒されて全滅してしまいます。
まだ実戦経験の無いマットには、フロストを連れて逃走するしか道はありませんでした(>_<)
それにしても、相変わらずデンゼル・ワシントンの存在感は圧倒的ですね~
どちらかと言うとライアン・レイノルズの演じるマットが物語の主人公だと思うのですけど、
やっぱりスクリーンの中心になっていたのはデンゼル・ワシントンでした(^^ゞ
そして、そんな彼がスパイ業界を震撼させるような機密ファイルを持つ男を演じていると
何だかありそうな出来事なのかなと感じてくるところが面白かったです。
また、アクションも派手で、ストーリーと共にハラハラさせられました(^^ゞ
ちょっと突っ込みどころはありますけど、最後までドキドキしながら観ていました。
観終った時、いつの時代もスパイの世界は裏切りと隣りあわせなのかなと考えてしまった1本です。
監督:ダニエル・エスピノーサ 出演:デンゼル・ワシントン ライアン・レイノルズ ブレンダン・グリーソン ヴェラ・ファーミガ サム・シェパード
2012年 アメリカ 原題:SAFE HOUSE
(20120801)
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公式サイトはこちらへ http://d-run.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は9月7日以降の予定です。