007のシリーズ23作目にして50周年記念の作品です。
アクションがよりハードになっていて、しかもMが中心の物語と聞いて、公開を楽しみにしていました。
出だしのカーアクションからビックリの展開に、一気に引き込まれていきました。
ほとんど遊び無し!という感じで、ずっとハラハラさせられました~
重要機密データの入ったハードディスクが盗まれるところから始まる物語です。
トルコのビルの部屋に入ったジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、
すぐに部屋の異変に気付きます。
仲間たちが撃たれて、大切なデータの入ったハードディスクが盗まれたのです。
彼は瀕死の仲間の手当てを行ないたいと思いましたけど、ハードディスクを奪った男を追いかけろという
Mの指令を聞いて、仕方なく仲間から離れ犯人の男を探し始めます。
ボンドのサポートをしているイヴ(ナオミ・ハリス)の運転する車がビルを出たボンドの前に止まります。
彼女とボンドの危険をいとわないドライビングで犯人の車は大破します。
車からバイク、そして列車へと必死に逃げる犯人を追い詰めていくボンドでしたけど、
どうしても犯人からディスクを奪うことができません。
そして、列車の屋根の上でボンドともみ合っている犯人への射殺命令が強行されました。
それにしても、今回はますますアクションが凄いですね~
ボンドのアクションの危険な部分もかなりダニエル・クレイグ本人が演じているとあって、
ごまかしの無い緊張感がスクリーンから伝わってくるようでした。
また、今回の敵役のハビエル・バルデムの存在感も凄かったです。
上手い人が演じると、どんなキャラクターでも説得力があってリアルに感じますね。
どこまで壊れているのか分からないような得体の知れない不気味さが何とも怖かったです。
この作品はけっこう長さがあったと思うのですけど、本当に時間を感じずに観終わっていました。
世代交代後、007の世界がどのように変わるのか次作がとても楽しみになった1本です。
監督:サム・メンデス 出演:ダニエル・クレイグ ハビエル・バルデム ジュディ・デンチ レイフ・ファインズ ナオミ・ハリス ベレニス・マーロウ ベン・ウィショー
2012年 イギリス/アメリカ 原題:SKYFALL
(20121205)
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公式サイトはこちらへ http://www.skyfall.jp/