ラジオドラマからテレビドラマ、映画と何度も映像化されてきた人気冒険ストーリーを
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのスタッフが映画化したアクション・アドベンチャーです。
予告編を観た時から、トントに扮装したジョニー・デップが楽しそうだなあと気になっていました。
壮大な風景と細かいユーモア、そしてラストの怒とうのアクションが楽しい作品でした。
“スピリット・ホース”の白い馬、シルバーの無敵の活躍が可笑しかったです~
ローン・レンジャーが誕生するまでを描いた物語です。
鉄道会社が線路を延ばしている西部に、汽車が向かっていました。
その車両には、法律の勉強をして検事となり兄夫婦の住む故郷へ帰るジョン・リード(アーミー・ハマー)や
公開処刑を受けるために移送されている極悪人ブッチ・キャヴェンディッシュ(ウィリアム・フィクトナー)が
それぞれの車両で静かに過ごしていました。
でも、その列車に馬を走らせながら強盗団が近付いて来ました。
すると、今まで大人しくしていたキャヴェンディッシュが密かに床下から拳銃を取り出しました。
脱走が計画されていたのです。
罪人として彼の傍にいたトント(ジョニー・デップ)が見張り人に警告しますけど、
間に合わずに殺されてしまいます。
そこに、異変を察知したジョンが乗り込んできます。
ジョンの活躍で何とかキャヴェンディッシュを捕らえたのも束の間、
すぐに強盗団の仲間たちがやって来て、逆に捕らえられてしまいます。
そして、運転手のいなくなった汽車は、暴走したまま線路の果てへと向かっていきました。
それにしても、本当にパイレーツ・オブ・カリビアンっぽいのりでしたね~
海を荒野にして、船を汽車にしている感じです。
不思議な魔術の面白さや、トントとジョンの気の合わないドタバタぶりが可笑しいです。
西部開拓&鉄道開発の裏に、執念深い悪巧みがあるのも面白かったです。
そして、何と言ってもラストに繰り広げられる汽車のシーンのアクションは楽しかったです(^^)
ちょっと長めですけど、この暑い夏に映画館で凉しむにはいいですね。
エンドロールに流れる荒野の映像を観ながら、トントの旅はどこまで続くのかなあと思った1本です。
監督:ゴア・ヴァービンスキー 出演:ジョニー・デップ アーミー・ハマー トム・ウィルキンソン ウィリアム・フィクトナー ルース・ウィルソン ジェームズ・バッジ・デール バリー・ペッパー ヘレナ・ボナム=カーター
2013年 アメリカ 原題:THE LONE RANGER
(20130814)
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公式サイトはこちらへ http://www.disney.co.jp/loneranger/home.htmlⴭ