2013年文化映画ベスト・テン
『
標的の村』
沖縄県東村高江地区で何が起きていたかを、数年に渡って追ったドキュメンタリーです。
映画を観て“標的の村”というタイトルの意味を理解した時、改めてショックを受けました。
この作品はこのベスト・テンで初めて知ったので、スクリーンで観ることが出来て良かったです。
後でちゃんと書きたいと思っています。
監督:三上智恵 出演:沖縄県東村高江地区のみなさん
2013年 日本
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公式サイトはこちらへ http://www.hyoteki.com/2013年外国映画ベスト・テン
『
愛、アムール』
パリ在住の老夫婦の姿を通して、老老介護などの現代的な問題と共に、
個人の意思の尊重や愛のひとつの形を描いたヒューマンドラマです。
唯一、この作品だけは観ていました。
その時の詳しい感想はこちらへ →
愛、アムール(
http://non-yo-00.blog.so-net.ne.jp/2013-03-24)
改めて観ても、ラストへ至る展開には胸が締め付けられました(T_T)
監督:ミヒャエル・ハネケ 出演:ジャン=ルイ・トランティニャン エマニュエル・リヴァ イザベル・ユペール アレクサンドル・タロー
2012年 フランス/ドイツ/オーストリア 原題:AMOUR/LOVE
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公式サイトはこちらへ http://www.ai-movie.jp/2013年日本映画ベスト・テン
『
ペコロスの母に会いに行く』
長崎に住む一家の日常の姿を通して、介護や長崎の歴史など幅広く描いている作品です。
公開時から気になっていたのですけど見逃していたので、今回観られるのを楽しみにしていました。
戦争をはさむ昭和の時代に生きることが、どれほど大変だったのかを改めて思い知らされる物語でした。
でも、全体的にはほのぼのとしたユーモアが散りばめられていて、観ていてほっとしました。
後でちゃんと書きたいと思っています(^^)
監督:森崎東 出演:岩松了 赤木春恵 原田貴和子 加瀬亮 竹中直人 大和田健介
2013年 日本
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公式サイトはこちらへ http://pecoross.jp/授賞式この大雪だったので、あまり集まらないかと思っていたのですけど、全員の出席でした!
それだけで、ちょっと嬉しかったです♪
監督賞の石井裕也さん(「
舟を編む」)は素敵な作品を創りましたね~
これからもますます活躍を期待してしまう監督さんですね。
脚本賞の荒井晴彦さん(「
共喰い」)のスピーチがひょうひょうとしていて可笑しかったです~
脚本家さんは面白くて巧みなお話をするなあと思いながら聞いていました。
主演女優賞の真木よう子さんは衣装も素敵で美しかったです。
今回の3作品「
さよなら渓谷」「
すーちゃん まいちゃん さわ子さん」「
そして父になる」の演技は圧巻でした。
主演男優賞の松田龍平さん(「
舟を編む」)は、ぼそぼそとした話し方で静かな雰囲気なのが面白かったです。
可愛い役も怖い役も出来て存在感のある俳優さんですね。
助演女優賞の田中裕子さん(「
共喰い」「
はじまりのみち」)はとても好きな女優さんです。
この2作も本当にこの人にしか出来ない凄みを感じました。
助演男優賞のリリー・フランキーさん(「凶悪」「
そして父になる」)はテレビのトーク通りに可笑しかったです。
“銀座がすすき野”はその通り!と笑ってしまいました(^^ゞ
「凶悪」はとても怖そうで、まだ手が出せていません。いつかチャレンジしたいです。
新人女優賞の黒木華さんは、本当に昨年たくさんの映画に出演されていましたね。
(「
舟を編む」「
シャニダールの花」「
草原の椅子」「
くじけないで」「まほろ駅前番外地」)
「
小さいおうち」も印象的でした。これから益々輝いていきそうですね。
新人男優賞の吉岡竜輝くん(「
少年H」)は、この賞では最年少の13歳です。
とてもしっかりしていて、スピーチでも笑わせてくれました~
これからの成長が楽しみです(^^ゞ
そして、キネマ旬報読者賞の荒俣宏さんは、巧みなスピーチで盛り上げてくれました~
最後まで楽しかったです(^^)
このイベントの詳しいことは後日発売の『キネマ旬報』に掲載されるそうです。
帰り道は本当に本当に大変でしたけど、やっぱり観に行って良かった~と思える1日でした☆
(20140108)