シェフ 三ツ星フードトラック始めました

フランス料理のシェフがフードトラックでアメリカを旅するコミカルなロードムービーです。
予告編を観て、美味しくて楽しそうだなあと気になっていました。
シェフにぴったりなお腹のジョン・ファヴローの存在感と意外に豪華な俳優陣との掛け合いに
思わず笑ってしまうような陽気で楽しい作品でした～

ツイッターって怖いなあとちょっと思ってしまいました^_^;

人気店シェフのカール・キャスパー（ジョン・ファヴロー）は朝から緊張していました。
有名ブロガーのラムジー（オリバー・プラット）が彼の店にやって来る日だったのです。
ラムジーのブログは店の売り上げを左右するほどの評判だったので、
カールは自分の創作料理で迎えようとしていました。

仕込みを始めた時、オーナーのリヴァ（ダスティン・ホフマン）が様子を見に来ました。
頑固なオーナーは店の定番料理にこだわっており、カールの新メニューを認めようとはしません。
結局、雇われシェフ対オーナーの言い合いは、オーナー側に軍配が上がりました。

その結果、ラムジーの批評は散々でした。
しかも、定番料理を出したカールへの批判も強烈で、彼は怒りにかられます。
ネットに強い息子パーシー（エムジェイ・アンソニー）にツイッターの見方を教わったカールは
つい、夜中にラムジー宛に喧嘩を売るような返信を出してしまいます。
でも、そのツイートはラムジーの登録者全員に送られてしまいました(-_-)

それにしても、とても楽しい映画でした～
ラムジーとの喧嘩がもとで料理店を首になったカールは、フードトラックで旅に出ます。
離婚したとは言え、元妻イネス（ソフィア・ベルガラ）はカールに協力的で、
彼がフードトラックで立ち直るきっかけを作ってくれますし、
夏休みなので普段は離れて暮らしている息子パーシーも一緒です。
また、もと部下のマーティン（ジョン・レグイザモ）も店を辞めて彼について来てくれます。

パーシーのツイートで行く先々に行列の出来る人気者となったカールが
生き生きと働く姿を観るのは気持ち良かったです。
そして、仕事も家族関係も心も復活したカールの明るい未来には思わずニッコリしてしまいました(^^)
観終った時、ネットの評判って怖いなあと思うのと同時に、
何気に脇役が豪華だったなとちょっと思った１本です(^^ゞ



監督：ジョン・ファヴロー　出演：ジョン・ファヴロー　ソフィア・ベルガラ　エムジェイ・アンソニー　ジョン・レグイザモ　スカーレット・ヨハンソン　ダスティン・ホフマン　ロバート・ダウニー・Jr.
2014年　アメリカ　原題：CHEF
（20150301）

→公式サイトはこちらへ　http://chef-movie.jp/