思いっきりミュージカルでした~♪
意地悪な継母に虐められながらも、舞踏会へ行きたいと願うシンデレラ(アナ・ケンドリック)。
パンは無いけど、お祖母さんのお見舞いに行きたい赤ずきん(リラ・クロフォード)。
唯一の友達である牝牛をお金のために売らなくてはならないジャック(ダニエル・ハトルストーン)。
母の言いつけでドアの無い塔の上で暮らしているラプンツェル(マッケンジー・マウジー)。
そんな彼らの願いが、子供が欲しいと願うパン屋の夫妻(ジェームズ・コーデン、エミリー・ブラント)や
パン屋に呪いをかけた魔女(メリル・ストリープ)の願いとリンクして物語が進んで行きます。
ただし、みんな一筋縄では行かないキャラクターばかり。
赤ずきんはいつもお腹をすかせていて、パン屋からパンをたくさん恵んでもらった挙句に
お祖母さんの家へ行くまでにほとんどを食べてしまいます。
ジャックはいい子と言うよりは母親に叱られてばかりの単純な子で、相手の言うことをすぐに信じるし
相手の願いを叶えようと考え無しに行動して王国全土を混乱に巻き込みます。
また、小鳥と話せる不思議な能力を持つシンデレラは、自分の幸せは今の家で暮らすのか王子との結婚か
とても冷静に考えて決めようとするちょっと現代っ子ぽいキャラクターです。
そんなシンデレラを必死に追いかける王子様は弟と共にナルシストっぽくて、なんだかビシッとしていません。
そして、一番の問題児はパン屋さんに呪いをかけた魔女です。
まあ、事情はあるのですけど、パン屋さんにはいい迷惑です。
彼女がパン屋さんに呪いを解くための3つのアイテムを探すように指示したために
ディズニーでも有名なキャラクターたちがみんな巻き込まれていきます。
その王国を巻き込んだ騒動はかなり大変な事態になって行き、幸せを得たはずの彼らの運命も
大きく変化していきました(T_T)(T_T)(T_T)
出演者の歌の上手さ、特にアナ・ケンドリックとエミリー・ブラントというスターが
こんなに上手かったのには驚きと共に嬉しくなりました。
あと、ちょっとだけ登場する狼役のジョニー・デップがとてもお似合いだったのも楽しかったです。
幸せを得たその後の物語は思いもかけない展開でうわーっと思ってしまいました。
観終った時、シンデレラや赤ずきんのちょっと毒々しい歌をもう一度聴きたいかもと思った1本です。
監督:ロブ・マーシャル 出演:メリル・ストリープ エミリー・ブラント ジェームズ・コーデン アナ・ケンドリック リラ・クロフォード ダニエル・ハトルストーン マッケンジー・マウジー クリス・パイン ビリー・マグヌッセン ジョニー・デップ
2014年 アメリカ 原題:INTO THE WOODS
(20150314)
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