走っている姿がちょっと大変そうでした(^^ゞ
スコット・ラング(ポール・ラッド)が刑務所から出所してくる日から始まる物語です。
勤務先の不正を告発しようとしてクビになり、厳重警戒中の会社に侵入して機密情報を暴いた罪で
有罪となったスコットは、妻に離婚されて仕事も帰る家も無くしてしまいました。
出所日に迎えに来てくれたのは、刑務所仲間だったルイス(マイケル・ペーニャ)です。
彼も出所後1年の間に、妻に離婚されて親は亡くなりと大変なことが続いていましたけど、
根が陽気なこともあってスコットを明るく迎え入れてくれました。
早速、アイス販売店のサーティワンで働き始めたスコットは、間も無くクビになります。
意外に鋭いサーティワンに前科を知られてしまったのです。
彼の前科には悪いイメージの無い店長でも、彼を首にするしかありません。
でも、仕事が無いと養育費も払えなくなり、可愛い一人娘にも会うことが出来ません。
せっかくの娘の誕生日パーティーへ行ったのに追い返されてしまったスコットは、
やむなくルイスの泥棒計画に参加することにしました。
それにしても、何だか笑えてくるキャラクターですね~
“アントマン”は小さくなるだけではなく、蟻を仲間にして戦うのです。
身体の大きさを変えるシーンも楽しいですけど、蟻が命令を聞くように念じる訓練をするところなど
様々なハプニングが起きるたびに笑ってしまいます。
あと予告編にもあったトーマスの機関車がコテッと倒れるシーンやその後の展開には大笑いしてしまいました。
そして、何と言っても“娘への愛”ですね~
スコットは娘が大好きですし、アントマンのスーツを開発したハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)も
娘のホープ(エヴァンジェリン・リリー)を大切にしています。
そんな彼らの愛がストーリーを大きく動かしていく展開も良かったです。
特にスコットが小さくなり続けて現実の時空から遠ざかってしまったシーンでは、
何となく「インターステラー」を思い出しました。
この雰囲気だと、アントマンもアベンジャーズの一員になるのでしょうか。
今後のマーベルのシリーズがますます楽しみになった1本です。
監督:ペイトン・リード 出演:ポール・ラッド エヴァンジェリン・リリー コリー・ストール ボビー・カナベイル マイケル・ペーニャ ティップ・“T.I.”・ハリス ウッド・ハリス ジュディ・グリア アビー・ライダー・フォートソン マイケル・ダグラス
2015年 アメリカ 原題:ANT-MAN
(20150923)
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公式サイトはこちらへ http://marvel.disney.co.jp/movie/antman.html追伸
ひつじを実験台にしていたダレン・クロス(コリー・ストール)は私にとってはマーベル一の悪人になりました~