ヒュー・グラントが主人公の落ち目の脚本家を演じたハートフルなドラマです。
予告編を観て、まあピッタリな役!と楽しみにしていました。
人生を諦め掛けていた主人公が自分の生き方と向き合うようになっていく展開にいつの間にか引き込まれてしまいました。
映画に関する小ネタも散りばめられていて楽しい作品でした♪
キース・マイケルズ(ヒュー・グラント)は過去に大ヒットした映画を書いたことのある脚本家です。
誰もが好きな映画ベスト10に笑顔で入れるようなとても有名な作品です。
でも、ヒットしたのはその1本だけ。後は鳴かず飛ばずで長い月日が過ぎ、仕事もお金も家族も無くなっていました。
とうとう料金未払いで電気も止められてしまったキースは、断ろうとしていた大学教師の仕事を引き受けます。
でも、ハリウッドからはとても遠い東部の小さな町に来た彼は、全くやる気がありません。
早速、教師の地雷とも言うべき学生とのお付き合いを始めてしまうし、受講者は顔で選んでしまうし。
それでも、ようやく教えることの楽しさを理解し始めた時、クビの危機に陥ってしまいました^_^;
それにしても、やっぱりヒュー・グラントにピッタリの役ですね~
口は達者だけど頼りなくてふわふわした感じも似合い過ぎです(^^ゞ
そんなダメ主人公を見捨てられなくて助けてしまうのがシングルマザーの受講者のホリー(マリサ・トメイ)です。
仕方ないなあと思いながらも、何かあるたびにフォローをしてあげます。
そして、彼女の適切なアドバイスで彼の人生も少しずつ上昇していく展開が楽しかったです。
主演がヒュー・グラントですし、劇場は女性でいっぱいかと思っていたら、
14日のTOHOの日に観に行ったせいか、劇場は圧倒的に男性が多かったです。
観終った時、そうですか、こういうストーリーは男性も観たくなるのね~と思った1本です。
監督:マーク・ローレンス 出演:ヒュー・グラント マリサ・トメイ J・K・シモンズ クリス・エリオット ベラ・ヒースコート アリソン・ジャネイ
2014年 アメリカ 原題:THE REWRITE
(20151214)
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