2年前に公開された時代劇コメディの続編です。
監督&主要キャストが揃っている予告編を観て、またあの楽しい時間が過ごせるかなと期待していました。
サービス精神旺盛のシーンに思わず笑ってしまうような作品でした。
今度もめちゃくちゃ意地悪をされていました~
藩主の内藤(佐々木蔵之介)ほか湯長谷藩の一同は
江戸での期間を終えて故郷への道を笑顔で進んでいました。
途中の宿で、側室に迎えたお咲(深田恭子)の結婚式も兼ねてのお祝いをしていたところ、
湯長谷藩から火急の知らせが入ります。
突然、予期もしない一揆が藩内で起きたというのです。
常に農民たちと仲良くしてきた内藤はその知らせをにわかには信じられませんでしたけど、
公儀の役人が来る前に帰郷しないと、藩は取り潰しになってしまいます。
期限は2日しかありません。
内藤たちは妙案をひねり出してくれる相馬(西村雅彦)を頼りに走り続ける決意をしました。
それにしても、相変わらずストレートな笑いどころのたくさんある作品でした~
参勤交代を走る&工夫で乗り越えるという驚きは前作ほどではないですけど、やっぱり可笑しいです。
また、前作での失態で内藤に恨みを抱いている松平信祝(陣内孝則)の意地悪度もパワーアップしていて
今回は本当に国も城も乗っ取られてしまいます。
そんな敵だらけの中でも、命を掛けて立ち向かおうとする殿様以下7人の侍たちがカッコ良かったです(^^)
何と言っても、劇場全体が笑いに包まれるのが心地良かったです。
人を斬るシーンはかなり痛そうで、一揆のシーンは農民たちが可哀想だったりもしますけど、
そういう痛みも含めて多くの人に受け入れられる作品かなと思いました。
観終った時、こういう作品は満員の劇場で笑いながら観るのか一番楽しいだろうなあと感じた1本です。
監督:本木克英 出演:佐々木蔵之介 深田恭子 伊原剛志 寺脇康文 上地雄輔 知念侑李 柄本時生 六角精児 古田新太 近藤公園 渡辺裕之 中尾明慶 宍戸開 橋本じゅん 富田靖子 市川猿之助 石橋蓮司 陣内孝則 西村雅彦
2016年 日本
(20160901)
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公式サイトはこちらへ http://www.cho-sankin.jp/追伸
この映画は試写会で観ました。公開は9月10日以降の予定です。