今回は張り切ってIMAX3Dでチャレンジして来ました!
幼い頃に両親を別れてしまったジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)の物語です。
帝国軍の科学者だったゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)は帝国軍から離れて
大切な妻と娘と共に平和に暮らしていました。
でも、ある日、父は再び帝国軍に捕らえられてしまいます。
その時、抵抗した母は殺され、ジンはなすすべも無くじっと隠れ場所に潜んでいるしかありませんでした。
一時期は父の友人ソウ・ゲレラ(フォレスト・ウィテカー)が面倒を見てくれましたけど、
ジンが16歳になるとそこも追い出されてしまいます。
それからは独りで生きるしかなく、帝国軍に逮捕されて収容所へ送られるような人生へと転落しています。
そんな中、ジンの元へ反乱軍の兵士たちが突如現れました。
それにしても、なかなかハードな展開ですね。
ジンは父の消息を追って敵に乗り込み、父の遺志を継いで困難な作戦に飛び込んでいきます。
フォースの力を持たないけれど信じている戦士たちの無謀とも言える挑戦です。
ジンと仲間たちには敵陣へ向う戦国武将たちのような意気込みが感じられました。
でも、圧倒的な帝国軍との戦いの中で、彼らはことごとく倒れていきます。
改めて思うと、ジンに付いて行った彼らはみな自分の死を覚悟していたのですよね。
ジンもそれを分かっているからこその「フォースと共に」だったのだなあと思ってしまいました。
あと、フェリシティ・ジョーンズって強さと賢さを持ちながらも哀しい運命を背負う役が多いですね。
先日観た『インフェルノ』でも哀しい役でした(-_-;)
父を捕られ、母を殺され、16歳で育ての親にも捨てられるような人生を送ってきたジンには
せめてもう少し幸せになってほしかったなと思ってしまいました。
それでも、必死に目標へ進んでいくジンの姿は輝くように美しくて、とても切なかったです。
今回はIMAX3Dだったので、映像や音にも圧倒されながらスクリーンを見つめていました。
観終った時、この希望のかけらがエピソード4へと続いたのだなあとしみじみと感じた1本です。
監督:ギャレス・エドワーズ 出演:フェリシティ・ジョーンズ ディエゴ・ルナ ベン・メンデルソーン ドニー・イェン チアン・ウェン フォレスト・ウィテカー マッツ・ミケルセン アラン・テュディック リズ・アーメッド ジェームズ・アール・ジョーンズ
2016年 アメリカ 原題:ROGUE ONE A STAR WARS STORY
(20161219)
→
公式サイトはこちらへ http://starwars.disney.co.jp/movie/r1.html