DCコミックの人気キャラクター“ワンダーウーマン”を主人公に描いたアクションです。
予告編を観て、どんな物語になっているのだろうと気になっていました。
女性だけの特別な島で生まれ育った主人公が世界を守るために外の世界へと旅立つ展開に
最後まで引き付けられるような作品でした。
幼い頃から伝説の神話を聞きながら育ったダイアナ(ガル・ギャドット)は島で唯一の子供として
大人たちの期待と愛を一身に受けながら健やかに育ちました。
ただし、この島は神の力で守られていて、人間の住む世界とは全く違う環境にあります。
女性だけの島で生きてきたダイアナにとって、人間の世界は本で読む知識しかありませんでした。
ある日、彼女は神の守りである霧をすり抜けてきた戦闘機が海へ落ちてくるところを目撃します。
海底へ沈もうとする兵士スティーブ(クリス・パイン)を助けた彼女は、これが男かと驚きました。
その時、スティーブを追いかけてきたドイツ軍が、やはり霧を抜けて島へ攻撃を始めました。
スティーブはドイツ軍へ潜入したイギリス軍のスパイで、重要機密を盗み出したところだったのです。
銃で攻めて来るドイツ軍に剣と弓矢で応戦した島の女性たちは、武器の差を身体能力でカバーし撃退します。
しかし、多くの犠牲と共に戦争の恐ろしさを体験したダイアナは、人間の世界の争いを止めるために
自分が行動しなくてはと、島を出る決心をしました。
それにしても、ガル・ギャドットの演じるワンダーウーマンは本当に美しいキャラクターですね~
神々しいまでに他を圧倒するパワーと存在感と、そしてキュートな笑顔に惹き付けられてしまいます。
しかもこんなに様々な知識を持っていて戦いにも強いのに、とても純真なのです。
彼女の平和を願う強い意志には、自分への責任感と共に女性らしい優しさも伝わってきます。
このギャップには誰もが恋に落ちてしまいそうですね。
現代に戻って、少しだけ切なそうに記念写真を見る横顔も美しかったです。
『ジャスティス・リーグ』へ続くラストに、早く観たい!とワクワクした1本です。
監督:パティ・ジェンキンス 出演:ガル・ギャドット クリス・パイン ダニー・ヒューストン デビッド・シューリス ロビン・ライト コニー・ニールセン エレナ・アナヤ
2017年 アメリカ 原題:WONDER WOMAN
(20170825)
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公式サイトはこちらへ http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/