今日（11月1日）に観た映画『勝手にふるえてろ』のこと

毎年楽しみにしているお祭り8日目です。
今日はコンペディション部門に選出された日本映画にチャレンジして来ました！

『勝手にふるえてろ』

綿矢りさ著の同名小説を松岡茉優主演で描いたコミカルなドラマです。
原作は未読ですけど、演技の上手い松岡茉優さんだったら楽しそうだなとチャレンジしてみました。
予想以上に楽しくて笑いがあってほろりとさせる、素敵な作品でした(^^)

経理部所属の江藤良香“ヨシカ”（松岡茉優）は24歳で恋には全く縁の無いOL。
実は中学の時から10年間、想いを寄せている同級生イチ（北村匠海）の面影を相手に
頭の中で妄想しながら片想いを貫いているのです。
地元から東京へ出て来たヨシカにとって、現実にはイチと合うことは無いのですけど、
ずっと妄想の中で、イチはヨシカの傍に居ました。

ある日のこと。ヨシカは同僚の月島来留美（石橋杏奈）に、営業部との飲み会に誘われます。
最初は断ったヨシカでしたけど、来留美のお願いに折れて参加してみました。
でも、予想通りヨシカとは合わない雰囲気で、すぐにウンザリしてしまいます。
思わず外に出て愚痴を吐いていた彼女に近付いてきたのは、不愉快な気分にさせられたことのある
計算ミスや読みにくい経理伝票を持ってくる同僚（渡辺大知）でした。

それにしても、楽しい作品でした～　映画祭の中では一番笑ったかも知れません(^^ゞ
やっぱり、松岡茉優さんはキュートですね！
ヨシカが台詞いっぱいに怒っているシーンも楽しいし、些細なことで傷付いて大騒ぎしたり姿も可愛いです。
キャラクターもぴったりで、観ている者を惹き付けるパワーがありました。

あと、ベテラン勢の絶妙な配置とヨシカとの掛け合いも可笑しかったです。
そして、気持ちの揺れ幅の多いヨシカの世界がガラリと変わっていく展開に、おーっと思ってしまいました。

ヨシカが自分で自分の恋路を切り開いた強さに感服してしまいました。、
観終った時、こんなに楽しい作品に出会えて良かったと思った1本です。

監督：大九明子　出演：松岡茉優　渡辺大知　石橋杏奈　北村匠海　趣里　前野朋哉　古舘寛治　片桐はいり
2017年　日本

→公式サイトはこちらへ　http://furuetero-movie.com/

→東京国際映画祭のサイトはこちらへ　http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=29

追伸
この映画は東京国際映画祭で観ました。公開は12月23日以降の予定です。



追伸2
見事、第30回東京国際映画祭の観客賞を受賞しました！
また、主演の松岡茉優さんは東京ジェムストーン賞を受賞しました！おめでとうございます☆